サイドチェインを使用したグルーブテクニック
DTM制作において、サイドチェインはキックドラムに反応してベースやパッドのボリュームを動的に変化させるテクニックです。本記事では、この強いクセを持つエフェクトを「隠し味」として活用し、ナチュラルなグルーブを簡単に生成する方法を解説しています。ゲインリダクションを-2~-3dB程度に抑え、リリースを高速に設定することで、キックが埋もれずに聴こえる生演奏のようなウネリが実現でき、楽曲全体の一体感が向上します。DAW別の設定方法も紹介され、初心者から応用まで幅広く対応した実践的な知識が得られます。
ノリの隠し味としてサイドチェインを使用する

サイドチェインは、キックサウンドに合わせて、
ベース、PADなど、トラックボリュームにウネリを与えるテクニックです。
コンプレッサーをサイドチェインモードにすることで、下記のようなサウンドを作成できます。
- 代表的なサイドチェインサウンド
どこかで一度は聴いたことがあるサウンドではないでしょうか?
特にEDMで頻繁に使用されるサウンドです。
この設定方法は、各DAWの適用方法は以下記事にまとめています。
DAW別 サイドチェイン設定方法
それでは今回の本題へ入っていきます。
このサイドチェインサウンドはとてもクセが強いため、独特のニュアンスが出ます。
このクセを隠し味的に使用することで、簡単にナチュラルなグルーブを作ることができます。
解説動画
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動画ポイント
キックをベーストラックに送り、サイドチェインを適用します。
ここでのポイントはあくまでナチュラルに適用するということです。

ゲインリダクションを「-2db〜-3db」付近に設定し、リリースも早めにします。
キックが入った瞬間、ベース音量が一瞬下がり、すぐに元の音量に戻ることになります。
これによって、ベースに生演奏のような独特のウネリが加わります。
キックが埋もれずにしっかりと聴こえるという効果も期待できます。
ウネリ具合は「スレッショルド」の深さに直結しますので、
楽曲に合わせ、調整を行ってみてください。
よくある質問
Q1. サイドチェインはどのようなジャンルの楽曲に向いていますか?
EDMで特に頻繁に使用されますが、本記事の「隠し味」テクニックを用いることで、ポップス、ハウス、R&Bなど様々なジャンルにナチュラルなグルーブを加えられます。
Q2. ゲインリダクションの値が大きすぎるとどうなりますか?
クセが強すぎて人工的で不自然な音になり、楽曲の自然なグルーブ感が失われてしまいます。-2~-3dB程度の控えめな設定でナチュラルなウネリを表現することが重要です。
Q3. リリース時間の設定が重要な理由は何ですか?
リリースを早めに設定することで、キックが入った瞬間にベース音量が一瞬下がり、すぐに元の音量に戻ります。この素早い復帰が生演奏のような自然なウネリを生み出します。
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