トランスポーズを快適にする移調トラック Cubase 使い方
CubaseのDAWで楽曲制作を行う際、キー変更は頻繁に必要な作業です。本記事では、標準的なトランスポーズ機能よりも効率的な「移調トラック」機能について詳しく解説しています。この機能を使うことで、楽曲全体ではなく特定の小節や構成部分のみを素早く半音単位で移調でき、複雑な編曲や転調が多い楽曲制作を大幅に効率化できます。また、ドラムトラックなど音程概念のない素材への不意な転調を防ぐ「独立」設定の重要性についても学べるため、初級者から中級者まで必見の機能です。
素早く楽曲キー変更を行える移調トラック
Cubaseは転調に関する機能が充実していますが、
ここでは「移調トラック」という移調を更に便利にする機能を解説していきます。
一部の構成を転調するという場合にも向いています。
移調トラックの使用

まずは「移調トラック」を作成します。
通常のトラックと同様に作成が可能です。

キーを変更したいタイミングに「移調トラックイベント」を書き込みます。
通常のイベント同様、追加は「ペンツール+クリック」です。
左下に表示されている数字が、何半音移調するのか?という数字です。
上下ドラッグを行い、半音単位で決定します。
これで完了です。
その部分の演奏が指定した数字通り移調して演奏されます。

音程概念が無いドラムイベントなどは転調されてしまうと、キットが変わってしまいます。
「独立」に設定し移調を防ぐことを忘れないようにしてください。
よくある質問
Q1. Cubaseの移調トラックはどうやって作成するのですか?
通常のトラックと同じ方法で作成し、キー変更したいタイミングでペンツール+クリックで「移調トラックイベント」を書き込みます。その後、表示される数字を上下ドラッグして半音単位で移調量を指定するだけで完了です。
Q2. ドラムトラックも移調トラックの影響を受けてしまいますか?
はい、ドラムのような音程概念のないトラックも移調されてしまうとキットが変わります。この場合は「独立」設定をオンにして、不意の転調を防ぐ必要があります。
Q3. 楽曲の一部分だけキーを変更する場合に移調トラックは活躍しますか?
その通りです。移調トラックは楽曲全体ではなく特定の構成部分のみの転調に最適で、複数の転調が含まれた複雑なアレンジを効率的に制作できます。
このような記事も読まれています

オーディオのテンポ追従と音程変化
「AudioWarp機能」を使用することで、オーディオイベントを楽曲のテンポに従わせることができます。

音程のぶつかりを一発で把握する方法!!
作曲を進めていくにつれ、トラック数や音数は増えていきます。その際に注意したいのが、「音程のぶつかりです」この解消方法を解説していきます。

情報ラインを使用し作業を効率化する
Cubaseの大きな特徴「情報ライン」より素早くイベント、ノートを編集することができます。その他、多くの編集に対応しているため、把握していると非常に便利です。

トランスポーズで楽曲キーを変更
楽曲全体、もしくは一部のトラックのキーを瞬時に変更することが可能です。

オンラインDTMレッスン専門 / 2009年から17年










