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79_レコーディングルーティングの応用_CUBASE

Cubaseの使い方 上級者編 公開 2014.11.18 更新 2026.07.17
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CUBASEのレコーディングルーティング機能を活用することで、複数の異なるサウンド設定を同時に録音できます。グループチャンネルとセンド機能を組み合わせ、プリモード設定とバスなし出力を適切に構成することで、素のトラックとエフェクト処理されたトラックを一度のレコーディングで収録可能です。この手法により、ボーカルの異なる楽曲パートで最適な音量を確保したり、コンプレッサーやリミッターなどのエフェクト効果を検証しつつ保険として原音を残したりするなど、後処理の選択肢を大幅に増やせるため、レコーディング品質と効率が向上します。

レコーディングを異なるサウンドで同時録音する

掛け録りの応用_Cabase編

前項の「かけ録り」を応用したレコーディングテクニックを解説していきます。

この方法を使用することで、
「かけ録り」と「素のトラック」の両方をレコーディングしたり、
異なる音量でレコーディングを行えたりなど、多くのメリットがあります。

ここでは、その設定方法を解説してきます。

この記事でより理解が深まります。

かけ録りの応用 解説動画



レコーディング設定

今回はギターを例に進行してきますが、
マイクやキーボードなどでも設定は同様となります。

入力

まずは通常のレコーディングと同様に、
オーディオトラックを作成し「入力チャンネル」を合わせます。

この際に「入力モニタリング」を点灯させておきます。

グループチャンネル

グループチャンネル 数

異なる設定でレコーディングしたい数だけ「グループチャンネル」を作成します。

センド

楽器音が入ってくるオーディオトラックのセンド。
これを「グループチャンネル」へ送ります。

しかし、これではサウンドが被ってしまいます。

プリモード

センドを「プリモード」にした後、

音量をゼロに

オーディオトラックの音量をゼロにします。

エフェクトの設定

それぞれの「グループチャンネル」に
エフェクトを適用したり、音量を調整したりなど好みの設定を行います。

オーディオトラック

各グループチャンネルのサウンドを録音するため、
オーディオトラックを同じ数だけ作成します。

オーディオ入力

オーディオトラックの入力を各グループチャンネルにします。
これで各グループチャンネルのサウンドが録音できます。

ただ今度は「グループチャンネル」と「オーディオトラック」が
被って再生されてしまいます。

バスなし

グループチャンネルの出力を「バスなし」にすることで、回避することができます。

これで設定完了です。

レコーディング

モニタリングしたい方のトラックに「入力モニタリング」をつけて、
オーディオトラックを同時にレコーディングすることで、各設定の波形が記録されます。

ボーカルの「Aメロ」「サビ」用に異なる音量を設定しておくと、
1度のレコーディングで収録される音量を最適化できます。

コンプを適用したり、割れないようにリミッターをかける。
そのような際も、保険として素の演奏を残すことができます。

この様にアイディア次第で多くの活用方法があります。


  • threebodytech 記事中

よくある質問

Q1. レコーディングルーティングで複数サウンドを同時録音する際、音が被らないようにするにはどうしたら良いですか?

センドをプリモードに設定した後、オーディオトラックの音量をゼロにします。さらにグループチャンネルの出力を「バスなし」に設定することで、重複再生を防ぎながら各サウンドを独立して録音できます。

Q2. ボーカルレコーディングで「Aメロ」と「サビ」で異なる音量設定をしたい場合、どのように活用できますか?

グループチャンネルの音量を楽曲パートごとに調整することで、1度のレコーディングセッションで複数の最適な音量レベルを同時に記録でき、後処理での選択肢が増えます。

Q3. コンプレッサーをかけた状態で録音する場合、このテクニックはどう役立ちますか?

エフェクト処理されたトラックと素の演奏トラックを同時に録音することで、エフェクトの効果を後から検証・調整したり、万が一音割れが発生した場合の保険として原音を確保できます。

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