オーディオ/グルーブクオンタイズを使用する Studio One 使い方
ノリを抽出し、楽曲へ取り入れる!Studio One「グルーブクオンタイズ」
お気に入りの楽曲のリズムパターンを、実際に打ち込んでみた経験はありませんか?
フレーズ自体は同じはずなのに、なぜかイメージ通りに仕上がらない…そんなもどかしさを感じたことがあるかもしれません。
その大きな原因は、実際の演奏に含まれる「タイミング(揺らぎ)」や「強弱(ベロシティ)」といった、微妙なニュアンスの違いにあります。
Studio Oneの「グルーブクオンタイズ」機能を使えば、リファレンスとなるオーディオやMIDIから「タイミング」や「強弱」の情報を抽出し、自分の打ち込んだフレーズに適用することができます。
まさに、実際の演奏の「ノリ」を自分の楽曲に移植できる強力な機能です。
動画:グルーブクオンタイズ
グルーブを抽出する
①(赤):ツールバーの「Q」ボタンをクリック(またはキーボードのQ)して、クオンタイズパネルを開きます。
②(青):パネル内の「グルーブ」モードを選択(点灯)します。
③(橙):グルーブの元となるイベント(オーディオまたはMIDI)を、クオンタイズパネルの「グルーブ」エリアにドラッグ&ドロップします。
イベントが解析され、グルーブ情報(ノリ)が抽出されます。
あとは適用したいイベントを選択し、通常通りクオンタイズを実行するだけです。抽出された独特のタイミングや強弱が反映されます。
レッスンではこのような事も習得できます
- グルーブをより効果的に抽出・適用するテクニック
- 複数のトラックへ一括でグルーブを適用し、楽曲全体の一体感を出す方法(位相ズレの防止など)
- 抽出したグルーブプリセットの保存や管理方法













