【最速レビュー】iLoud Sub|市場最小クラスのサブウーファーが低域モニタリングの常識を変える!?
IK Multimediaの「iLoud Sub」は、市場最小クラスのコンパクトなサイズながら25Hzまでの超低域再生に対応したサブウーファーです。内蔵のARC X自動キャリブレーション機能により、部屋の音響特性を自動で測定し、メインスピーカーと合わせてシステム全体を最適化できます。EDMやHip-Hop、映画音楽など低音が重要なジャンルのミックスにおいて、低域の濁りや不要なノイズを発見しやすくなり、判断精度が向上。スペースに制約があるデスクトップ環境でも本格的なモニタリング環境を構築でき、低域重視の制作をする方にとって導入価値が高い製品です。
25Hzまでの超低域再生と自動キャリブレーション機能を搭載
「サブウーファーを追加して、本当にミックスが変わるの?」
そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
EDMやHip-Hop、映画音楽など低音が重要なジャンルでは、通常のモニタースピーカーだけでは再生しきれない超低域の確認が欠かせません。
IK Multimediaの「iLoud Sub」は、市場最小クラスのサイズながら25Hzまでのディープな低域を再現できるサブウーファーです。
さらに、内蔵のARC X(ルーム補正機能)により、接続したメインスピーカーと合わせてシステム全体を自動でキャリブレーションできる点が大きな特徴となっています。
iLoud Sub レビュー動画
YouTube動画への質問と回答の抜粋
実践的で素晴らしいレビューですね。 ミックス中に補正によるレイテンシーを感じる場面があったか知りたいです。 当方、SoundID referenceで補正してますが若干レイテンシーが気になってます。
私の環境では特にレイテンシーは感じず、快適にモニタリングできました。
大きさがJBL LSR310S や YAMAHA ( ヤマハ ) / HS8Sと比べると小さいですが、やはりLOW感はこれらに比べると弱いですか?JBL LSR310S と YAMAHA ( ヤマハ ) / HS8S を両方使ってきましたが、HS8S はサブLOWすごいです。
YAMAHA社のサブウーファーは使用経験がないのですが、カタログスペックを見ると更に低域が出るようです。 そのため、僕はiLoudでも十分過ぎると感じますが、もしかすると物足りなく感じてしまうかもしれません。 ただ、動画の中でも使用しておりますキュレーションがとても優秀でトータルのサウンドが大満足に仕上がります。この点が製品の魅力だと感じます。
携帯での試聴ですが、、、車で聴いたビフォーとアフター、再ミックスでキックのボリューム上げましたか?上げてないとしたら、マスキングされてたアタック音が自然と出てきたんですかね🤩
今回キックはボリュームは変えず、トランジェントシェイパーでリリースを抑えて、ベースはダッキング処理を強く行いました。おっしゃる通りマスキングが解消されたことがキックが強調された大きな理由かと思います!
そもそもサブウーファーって必要?
サブウーファーを導入するかどうかは、多くのクリエイターが悩むポイント。
ここでは、サブウーファーの基本的な役割と導入のメリットについて整理します。
サブウーファーとは
サブウーファーは、超低音専用のスピーカーです。
目安として20〜80Hz前後(機種によっては〜120Hz)の帯域を担当し、普通のモニタースピーカーが苦手な低い帯域を補います。
サブウーファーを追加するメリット
サブウーファーを導入することで、キックやベースの一番低い成分まで確認しやすくなり、低域のかぶり(濁り)や不要な重低音ノイズを発見しやすくなります。
また、低音の仕事をサブウーファーに分担できるため、メインスピーカーの中低域がより明瞭に聴こえるようになります。
EDM、Hip-Hop、映画音楽など低音が重要なジャンルでは、判断精度の向上が期待できます。
リスナー環境とのずれは問題ない?
「サブウーファーを追加すると、一般的なリスナー環境とずれてしまうのでは?」という懸念はもっともです。
ただし、サブウーファーの目的は「リスナー全員の再生環境を再現すること」ではなく、制作者が低域を正確に把握することにあります。
問題を避けるには、サブON / OFF両方でチェックする、イヤホンや小型スピーカーでも確認する、聴こえにくい超低域(例:30Hz以下)を整理する、といった点を徹底することが重要。
こうすれば、どこで聴いても破綻しにくいミックスを作ることができます。
基本的にあったほうが良い?
低音が重要なジャンルを制作するなら、サブウーファーがあると有利です。
ただし必須ではなく、部屋の音響調整やレベル / 位相調整が不十分だと、むしろ判断を誤ることも。
「低域重視の制作をする」かつ「正しくセッティングできる」なら、導入価値が高いと言えます。
iLoud Subの主な特徴
iLoud Subは、コンパクトなサイズと本格的な性能を両立したサブウーファーです。
主な特徴を見ていきましょう。
25Hzの低域再生と200Wピーク出力を両立
iLoud Subは、周波数特性25〜150Hz(-6dB)をカバー。
6.5インチの高性能アルミニウム・ウーファーと2つのパッシブ・ラジエーターの組み合わせにより、コンパクトな筐体でも深い低域を再生します。
さらに高効率なClass‑Dアンプを搭載し、160W RMS(200Wピーク)の出力を実現。
40Hzでの最大音圧レベルは106dBピークに達し、3〜7インチのニアフィールド・モニターと組み合わせることで、バランスの取れたフルレンジ・モニタリング環境を構築できます。
市場最小クラスのコンパクト設計
本体サイズは24.4×25×28.3cm、重量は7.1kgと、市場最小クラスのコンパクト設計。
デスクトップ環境や小規模スタジオなど、スペースに制約がある環境でも導入しやすいサイズとなっています。
ARC Xによる自動キャリブレーション
iLoud Sub最大の特徴は、ARC X(音場補正機能)を内蔵している点です。
付属のARC測定マイクを使用して、部屋の音響特性を測定し、iLoud Sub本体だけでなく、接続したL / Rスピーカーを含めたシステム全体を自動でキャリブレーションできます。
メーカーを問わずあらゆるモニターとの組み合わせに対応しているため、現在お使いのスピーカーをそのまま活かしながら、プロフェッショナルなモニタリング環境を構築できます。
部屋の音響調整が不十分でサブウーファーの導入を躊躇していた方にとって、この自動キャリブレーション機能は大きな魅力となるでしょう。
豊富な接続オプション
iLoud Subは、あらゆる接続方法に対応しています。
アナログ入力はXLRとRCAに対応しており、オーディオインターフェイスやミキサーからの接続が可能。
出力はXLRとRCAを備えているため、メインスピーカーへの出力もiLoud Sub経由で行えます。
USB接続では、USBデジタル入力(44.1 / 48 / 88.2 / 96kHz対応)に対応しており、PCと直接接続してオーディオインターフェイスなしでも音を出すことが可能です。
また、Bluetooth(SBC/AAC対応)のワイヤレス再生にも対応しており、外部デバイスとペアリングしてリファレンス再生を行えます。(接続可否は機種・環境により異なる場合があります)
システム要件
Mac
・OS:macOS 11以降
・CPU:Apple M1またはIntel Core i5以上
・対応フォーマット:AAX、AU、VST3
Windows
・OS:Windows 10以降
・CPU:Intel Core i5以上
・対応フォーマット:AAX、VST3
・オーディオドライバ:ASIO
共通
・メモリ:4GB以上のRAM
・GPU:OpenGL 2準拠
・測定用オーディオI/O:ファンタム電源対応のCore Audio/ASIO互換インターフェイス
・測定時サンプリングレート:44.1kHzまたは48kHz
価格
iLoud Subの販売価格は115,500円(税込)です。
本体には、ARC測定マイクが付属しています。
市場最小クラスのサイズで25Hzまでの超低域を再現し、さらにシステム全体の自動キャリブレーション機能まで搭載したiLoud Sub。
低域の精度を高めたい方、スペースに制約がある環境でサブウーファーを導入したい方は、ぜひチェックしてみてください。
※価格は2026年2月時点の情報です。
最新の価格は販売サイトでご確認ください。
よくある質問
Q1. サブウーファーは本当に必要ですか?
低音が重要なジャンル(EDM、Hip-Hop、映画音楽など)を制作する場合、サブウーファーがあると有利です。低域の濁りやノイズを発見しやすくなり、ミックスの判断精度が向上します。ただし、正しくセッティングできることが前提条件です。
Q2. 一般的なリスナー環境とのずれは問題になりませんか?
サブウーファーの目的は全員の再生環境を再現することではなく、制作者が低域を正確に把握することです。サブON/OFF両方でチェックしたり、イヤホンでも確認したりすることで、どこで聴いても破綻しにくいミックスが作れます。
Q3. iLoud Subのサイズはどのくらいですか?
本体サイズは24.4×25×28.3cm、重量は7.1kgと市場最小クラスです。デスクトップ環境や小規模スタジオなど、スペースに制約がある場所でも導入しやすい設計になっています。
Q4. ARC X機能は他のスピーカーにも対応していますか?
はい、メーカーを問わずあらゆるモニタースピーカーに対応しています。現在使用しているスピーカーをそのまま活かしながら、システム全体をプロフェッショナルに最適化できます。
Q5. USB接続でオーディオインターフェイスなしで使えますか?
はい、USB接続に対応しており、44.1/48/88.2/96kHzのサンプリングレートでPCと直接接続できます。Bluetooth接続にも対応しているため、外部デバイスとのワイヤレス接続も可能です。

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