EDMの作り方 リバーブKICK
EDMの音楽制作において、キックにリバーブを適用することは、小節頭や楽曲の展開部分にアクセントと変化をつけるための有効なテクニックです。通常、低音成分にはリバーブを避けるのが定石ですが、このテクニックではその特性を逆手にとり、意図的に低域の残響を活用することで楽曲に深みと表現力をもたらします。オートメーション機能を使ってリバーブのON/OFF切り替えやボリューム調整を行うことで、より精密な音響設計が可能になり、プロフェッショナルなEDMサウンドの制作に近づけます。
Kick + リバーブで小節頭や展開に変化をつける
通常、低音成分にはあまりリバーブを適用しません。
低域が残ってしまうことで楽曲サウンドがぼやけてしまうためです。
しかし、これを逆手にとって、
楽曲内のアクセントとして使用する方法があります。
今回はそのテクニックを中心に解説を行っていきます。
サウンド作成
キックにリバーブを適用する

まず始めに、キックに対してリバーブを適用します。
その後、「Mix(Dry / Wetとも呼ばれる)」と「Pre-Delay」を設定します。
- Mix : 100%
- Pre-Delay : 0 ms(ミリセカンド)
オートメーションでリバーブのON/OFFを切り替える

オートメーションを使用して、リバーブのON/OFFをコントロールします。
通常は、リバーブをBypass(かかっていない状態)にしておき、
任意の箇所でBypassを外します。
ボリュームを調整する

リバーブを使用した箇所のボリュームが小さいまたは大きい場合は、
オートメーションで音量を調整すると良いでしょう。
よくある質問
Q1. キックにリバーブを使うと音が濁るのでは?
通常は低域の残響で濁りが生じますが、このテクニックではそれを楽曲のアクセントとして意図的に活用します。オートメーションで必要な箇所のみ適用することで、サウンドの濁りを最小限に抑えながら効果的に使用できます。
Q2. リバーブのMixとPre-Delayはどう設定すればいい?
基本設定はMix 100%、Pre-Delay 0msです。この設定により、キックの直後から残響が立ち上がり、より強いアクセント効果が得られます。必要に応じて微調整することも可能です。
Q3. オートメーションでリバーブをコントロールする場合、どのタイミングで使うべき?
通常はリバーブをBypass状態にしておき、楽曲の展開や小節の頭など強調したい箇所で外すという使い方が一般的です。このタイミングの工夫で楽曲に変化と躍動感が生まれます。
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記事の担当 水谷 幸正/Yukimasa Miztani











