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ピッチエンベロープを使ったライザーサウンド HALion6の使い方

HALion 6 サウンドレシピ 公開 2017.04.23 更新 2026.07.17
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本記事はDTM初心者向けにHALion6を使用したライザーサウンドの製作方法を詳しく解説しています。ピッチエンベロープを活用することで、徐々にピッチが上昇し曲の盛り上がりを演出するライザーサウンドを作成できます。シンセゾーン作成からオシレーター設定、ユニゾン機能の活用、ピッチエンベロープの調整、そして最終的なエフェクト処理まで、段階的な手順を学ぶことで、EDM以外の様々なジャンルで応用可能な定番SEを習得できるメリットがあります。

様々なジャンルで使用できる定番SE

今回はEDM以外でも多様されているピッチテクニックのライザーサウンドを解説していきます。
ピッチが徐々に上がっていき、盛り上がりを演出します。

ここではHALion6のプリセットではなく、シンセゾーンを作ってサウンドメイキングしていきます。

ライザーサウンドの概要動画

ライザーサウンドの作り方

04 - HALion 6

デフォルトでは「Hexagon」というプリセットのプログラムが立ち上がっています。

Hexagon部分を右クリックし「Delete」を選択します。

03 - HALion 6

このようにHexagonが削除され、Program1という項目が表示されます。

Program1を右クリックし、New→Zone→Synth Zoneを選択します。

04 - HALion 6-1

Program1の中に新しいZoneが作成されます。

04 - HALion 6-2

Zoneを選択してからEdit→Soundで
GUIの中央部分でシンセの音作りができるようになりますが、まだこのままではサウンドが鳴りません。

04 - HALion 6-3

Program 1をスロットにドラッグ&ドロップします。
これでサウンドが出力されるようになりました。

ゾーンを使用する場合の注意点となりますので、チェックするようにしてください。

03 - HALion 6-1

右側にあるスライドバーで下にスクロール出来ますが、

03 - HALion 6-2

各アイコンをクリックする事で、エディットしたいパラメーターへ瞬時に移動できます。

オシレーターが三基搭載されており、デフォルトではサイン波が選択されています。
波形アイコンをクリックする事で様々な波形が選択出来ます。

今回は三つとも派手なサウンドが特徴的なSawにしましょう。

04 - HALion 6-4

各オシレーターのピッチ部分では

  • Oct : オクターブ単位
  • Crs : コースで半音単位
  • Fine : 1/100半音単位

の調整を個別に設定可能です。
今回はオシレーター2を1オクターブ上、オシレーター3を1オクターブ下に設定しましょう。

04 - HALion 6-5

Voice controlアイコンをクリックして、Trigger横のUNISONをクリックします。
Unisonをオンにする事で、発音数やデチューン、広がりをコントロールする事ができるようになります。

04 - HALion 6-6

今回は「Voice 3」「Detune 4」「Panはゼロ」に設定しました。
ピッチエンベロープの効果をフルで適用させるために、Pitchの「Env Amnt」を右に振り切ります。

04 - HALion 6-7

次にEnvelopeアイコンをクリックしてエンベロープを表示します。

デフォルトではAMPのエンベロープが表示されていますので、その二つ隣に設置されている「ピッチエンベロープ」を選択します。

04 - HALion 6-8

デフォルトの中央線が基準音程となり、基準から上が高音、下が低音になります。

03 - HALion 6-4

右下のマイナスプラスでズームイン/アウトが可能です。
今回はマイナスにいっぱいに設定し、三つ目ポイントを右にドラッグしていきましょう。

音程上昇時間のTimeを7470ms。
エンベロープをドラッグするとカーブがかけられますので、後半にかけて一気に上がるように設定しています。

02 - Raisr 1

ちなみに上記Envelope Amountですが、左に回すと効果が逆になります。

エンベロープの上が低音、下が高音という事ですね。
今回とは逆に音程が下がる効果を与えることができます。

02 - Raisr 1-3

最後にMixerでMultidelayとReverbを適用して広がりを出します。

02 - Raisr 1

MultidelayはModeはPingPongでTimeは1/8、Mixは50に変更しました。

02 - Raisr 1-1

そしてReverbはMixだけ19パーセントに変更し、薄くかかるようにします。
これで完成です。

いかがでしたでしょうか?
曲のアクセント付けには覚えておきたい操作ですので、是非マスターしてくださいね!

  • threebodytech 記事中

よくある質問

Q1. ライザーサウンドはどのような楽曲ジャンルで使用できますか?

ライザーサウンドはEDMをはじめ、ポップス、ロック、映画音楽など様々なジャンルで曲のアクセント付けや盛り上がりの演出に活用されます。特に楽曲のサビへの転換点やクライマックス部分で効果的です。

Q2. HALion6でピッチエンベロープの効果を反対にする方法は?

Pitch欄の「Env Amnt」を左に回すことで、ピッチエンベロープの効果が逆転し、音程が上昇する代わりに下降する効果を得られます。これにより下降系のサウンドデザインも可能になります。

Q3. ライザーサウンド作成時にUnisonを使う理由は何ですか?

Unisonを使用することで複数の音声を同時発音させ、デチューンやパンニングで音に広がりを持たせます。これによりライザーサウンドがより厚みのある迫力あるサウンドに仕上がります。