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【150台限定特価】Apogee Duet 3 : 製品の特徴と使い方を徹底解説

音楽制作の定番 卓越したオーディオツール

Apogeeの人気シリーズ「Duet」
2021年に登場した最新モデル「Duet 3」は、プロ仕様のオーディオインターフェイスの機能をコンパクトに凝縮しており、発売以来、自宅スタジオからモバイル環境まで、さまざまな音楽制作シーンで活躍し続けています。
今回は、Apogee Duet 3の魅力について詳しく解説します。

最高品質のサウンドを追求

Duet 3は、Apogeeが長年にわたって培ってきた高品質なオーディオ技術を活かしたオーディオインターフェイスです。
本製品は、A/Dコンバーターという音をデジタルに変換する技術が非常に優れており、業界でもトップクラスの性能を誇ります。
音の歪みを極力抑えつつ、音の変化に素早く対応できる設計がされており、細かい音のニュアンスまでしっかりと再現されます。

  • 相対THD+N:-113dB : 音の歪みやノイズの少なさを示す指標です。-113dBという数値は、非常に低い歪みとノイズを意味し、クリアな音質を提供します。
  • ダイナミックレンジ:123dB(A特性) : ダイナミックレンジは、最も静かな音から最も大きな音までの範囲を示します。123dBという広いダイナミックレンジは、細かい音のニュアンスから大きな音までをしっかりと捉えることができることを意味します。

高品質なマイクプリアンプ

Duet 3に搭載されているマイクプリアンプは、同クラスの製品の中でもトップレベルの性能を備えています。
具体的な性能は、下記の通りです。

  • 高いゲイン : 最大75dBのゲインを提供し、微細な音声信号をしっかりと増幅します。
  • 低ノイズ : ノイズが非常に少なく、クリアな音を録音できます。例えば、60dBの音量で150Ωのマイクを使った場合でも、ノイズがほとんどなく、音がとてもクリアに聞こえます。
  • 広い入力範囲 : 最大入力レベルは+20dBまで対応可能で、幅広い音声信号を扱えます。
  • さらに、「48Vファンタム電源・グループ・ソフトリミット・位相反転機能」といった便利な機能も搭載されています。
    これらの機能の詳細については、後に紹介する「Apogee Control」で改めて触れます。

    時代を超える美しいデザイン

    Duet 3は、高性能な内部構造と現代的で洗練されたデザインを巧みに融合しています。
    製品の外観は、ガラスとアルミニウムを絶妙に組み合わせることで、美しさと耐久性を兼ね備えています。

    150mm×102mm×30mmというコンパクトなサイズと、わずか340gという軽量さにより、スタジオ間の移動やモバイル環境での使用も容易です。
    また、バスパワー駆動に対応しているため、別途電源を用意する必要がなく、USBケーブル一本でセットアップが完了します。
    これにより、使用環境を選ばず、どこでも簡単に高品質な音楽制作が可能となります。

    柔軟な接続性と直感的な操作

    Duet 3は、さまざまなデバイスと互換性があり、スタジオでも外出先でも使用可能です。
    以下に、その特徴をわかりやすく説明します。

    • 入力端子 : 1つのバランス1/4インチ楽器/ライン入力と、1つのバランスコンビマイク/ライン/楽器入力があります。ギターやマイクなどのさまざまなオーディオ機器を接続できます。
    • 出力端子 : 1つの1/4インチゼロオームヘッドフォン出力と、バランス左/右スピーカー出力を備えています。クリアな音をヘッドフォンやスピーカーに送ることができます。
    • ブレイクアウトケーブル : 付属のブレイクアウトケーブルを使用することで、さらに多くの機器を接続することが可能です。これにより、2つの入力(2in)と4つの出力(4out)を実現できます。
    • デバイス互換性 : Mac、Windows、iPadなど、さまざまなデバイスと互換性があるため、どこでも高品質な音楽制作が可能です。

    また、以下のオペレーティングシステム(OS)に対応しています。

    • macOS : 10.14.6(Mojave)以降
    • Windows : Windows 10 Anniversary Update以降
    • iOS : iOS 13以降
    高品質な音声処理を実現するハードウェアDSP

    Duet 3には内蔵のデジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)が搭載されています。
    これにより、コンピューターのCPUに負荷をかけることなくリアルタイムでエフェクト処理を行うことができます。
    DSPは音をリアルタイムで処理するためのチップで、遅延なしで録音ができ、プロのような音質を再現することができます。
    また、内蔵ミキサーを使用して、出力ごとの個別設定ができるため、音の調整も簡単です。

    直感的な操作で高度な音声制御が可能なApogee Control

    専用コントローラー「Apogee Control」は、Duet 3の高度な機能を簡単に操作できるソフトウェアです。
    このソフトウェアを使用することで、デバイス設定や入出力制御、低レイテンシーのダイレクトモニタリング、内蔵エフェクトの管理、入出力信号の柔軟なルーティングなどを効率的に行うことができます。

    また、下記の便利な機能も搭載されており、それぞれに用意されたボタンを押すことで使用できます。

    • 1. 48Vファンタム電源 : コンデンサーマイクを使用する際に必要な電源を供給します。
    • 2. グループ : 複数の入力をグループ化して、音量やその他の設定を一括で変更します。
    • 3. ソフトリミット : 突発的な大きな音が入力された際に音割れを防ぎ、自然な音質を保ちます。
    • 4. 位相反転機能 : マイクの配置によって発生する位相の問題を解決し、音のバランスを整えます。
    音作りの強力なツール Symphony ECS Channel Strip

    付属のSymphony ECS Channel Stripプラグインは、音声加工に欠かせない3つの主要な機能を1つにまとめた便利なツールです。
    Symphony ECS Channel Stripプラグインは、Apogee Controlで使用したい入力チャンネルの「Print FX」ボタンをクリックすると開きます。

    • 1. EQ(イコライゼーション) : 1970年代のビンテージハードウェアEQをベースにしており、音楽に豊かな輪郭を与えることができます。ハイパスフィルターをコンプレッサーサイドチェーンに切り替えることで、ポンピングなしでアグレッシブなコンプレッションを実現します。
    • 2. Compressor(コンプレッション) : 伝説的なミキシングエンジニアBob Clearmountainによって調整されたパラメーターを搭載しており、必要なコントロールだけで確実なゲインリダクションを提供します。パラレルコンプレッションもMIXノブを使って簡単に行えます。
    • 3. Saturation(サチュレーション) : 微妙なボリュームブーストから、より明白なドライブまで、高調波歪みの可変レベルを提供します。これにより、サウンドに豊かな彩りを加えることができます。

    また、Symphony ECS Channel Stripには様々な録音シーンに対応したプリセットも用意されており、「Default」と書かれた箇所をクリックすると表示されます。
    プリセット内のSave Asでは、現在の設定をプリセットとして保存することも可能です。

    エフェクトのかけ録り機能

    Duet 3では、内蔵DSPを使用してリアルタイムでエフェクトを適用しながら録音することができます。
    この機能により、レイテンシーをほとんど感じることなく、エフェクトをかけた音をモニタリングしながら録音できます。

    使用する際は、先程の手順でSymphony ECS Channel Stripを開き、必要なエフェクト(EQ・Compressor・Saturation)の設定を行います。
    設定が完了したら、プラグイン左上の「Print FX」ボタンをオン(点灯)にします。
    DAWで録音を開始すると、設定したエフェクトがかかった状態で音声が録音されます。

    Print FXでかけたエフェクトは録音後に変更できないため、使用時は慎重に設定してください。

    Loopback機能

    Loopback機能は、コンピュータ上のアプリケーションから出力される音声(例えば、音楽やゲームの音)と、マイクから入力される音声(例えば、自分の声)を内部でミックスすることができます。
    このミックスされた音声を、再びアプリケーションに送り返すことが可能です。

    ミキサーの下にある「Assign to SW Inputs」(ソフトウェア入力に割り当て)というドロップダウンメニューを開きます。
    このドロップダウンメニューから、Loopbackしたい出力先を選択します。
    例えば、「Software Input 1-2」を選択すると、ミキサーの出力がコンピューターの仮想入力1-2にルーティングされます。
    DAWや配信ソフトウェアの入力設定で、Duet 3の対応する入力(例:入力1-2)を選択します。
    これで、ミキサーでミックスした音声がDAWや配信ソフトウェアに入力されるようになります。

    Loopback機能を使用すると、下記のようなことが行えます。

    • オンライン配信 : ゲーム実況やライブ配信で、ゲーム音と自分の声を同時に視聴者に届けることができます。
    • ポッドキャスト制作 : 背景音楽とナレーションをリアルタイムでミックスして録音することができます。

    限定セール情報

    いかがだったでしょうか。
    コンパクトなボディに詰め込まれた高性能は、音楽制作の質を高めたい方に自信を持っておすすめできる製品です。
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    上記で解説した「Apogee Control」にも対応し、iOSでも使用できる2in/2outの製品はモバイル環境との相性も抜群です。

    ぜひチェックしてみてください!