ランダマイズ機能で微妙な変化をつける ProTools の使い方
ProToolsのランダマイズ機能は、打ち込みで繰り返されるドラムフレーズなどに微妙なタイミングのズレを加え、人間らしい自然な演奏感を表現するテクニックです。完全にジャストなタイミングで打ち込まれた音源は聴き手にマンネリ感を与えますが、ランダマイズを0~100%の範囲で適切に設定することで、楽曲全体に緊張感を保ちながらクオリティを向上させることができます。楽器や楽曲に応じて何度か試行を重ねることで、最も自然な仕上がりを実現できます。
ランダマイズとは?
通常、打ち込みを行うと小節や拍に対しジャストタイミングになります。
ドラムなど特定のフレーズを繰り返し使用する場合、聴き手はこの繰り返されるフレーズに対しマンネリ感を抱きます。
そんな時に役立つのが「ランダマイズ」です。
名前の通り、適当に音を前後にズラす機能です。
もちろん大きく移動させると、フレーズ自体が崩れてしまうため、あくまで「微差」
味付け程度に使用します。
最後まで聴き手に緊張感を与え、マンネリを防ぐことができます。
Randomize/Humanize(ランダマイズ/ヒューマナイズ)の解説
ProTools _ ランダマイズ使用方法

ランダマイズを適用したいノートを選択し、
上メニュー→「イベント」→「イベント操作」→「クオンタイズ」を選択します。

クオンタイズウィンドウが開くので、赤囲みの「ランダマイズ」にチェックを入れます。
「%」の数字でランダム具合を調整します。
0%〜100%で調整し、数字が大きくなるにつれ「ランダム」が大きくなります。
数字を決定後、「適用」をクリックします。
今回はDrのハイハットに「ランダマイズ」を適用しました。
効果比較
- 適用前

- 適用後

楽曲、楽器により変わるため、何度かトライし、自然になるように調整してみてください。
よくある質問
Q1. ランダマイズとヒューマナイズの違いは何ですか?
ランダマイズは音のタイミングを一定の範囲内でランダムにズラす機能で、ヒューマナイズは人間らしい自然な揺らぎを加える機能です。いずれも打ち込み音源に人間的な演奏感をもたらします。
Q2. ランダマイズの数値は何パーセントが目安ですか?
一般的には5~15%程度が目安ですが、楽曲や楽器により異なります。小さい値から試しながら、自然に聞こえるまで調整することが重要です。大きすぎるとフレーズ自体が崩れてしまいます。
Q3. どの楽器に対してランダマイズが特に効果的ですか?
ドラムのハイハットやキック、パーカッションなど、繰り返しパターンが多い楽器に最も効果的です。定期的に繰り返される音源にランダマイズを適用することで、マンネリを防げます。
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