【新製品】NI 人気のMIDIキーボードシリーズ「KONTROL S-Series MK3」が発表! 49鍵 / 61鍵 / 88鍵の3モデルを用意
超人気モデル S-Seriesの後継機が登場!
Native Instrumentsの超人気MIDIキーボード「KONTROL S-Series」の後継機が発表されました。
2023年9月14日より製品予約が開始となりました。(出荷開始は10月中旬頃を予定)
他モデルの「Aシリーズ/Mシリーズ」も引き続き販売されます。
KONTROL Sシリーズは前作と同様に「S49 / S61 / S88」の3モデルが用意されています。
S49 MK3
- 高さ:86 mm / 横幅:802.2 mm / 奥行き:323 mm / 重さ:5.5 kg
- セミウェイトキー
- ¥107,400(税込)
S61 MK3
- 高さ:86 mm / 横幅:967.4 mm / 奥行き:323 mm / 重さ:6 kg
- セミウェイトキー
- ¥121,700(税込)
S88 MK3
- 高さ:120 mm / 横幅:1353 mm / 奥行き:347 mm / 重さ:13.5 kg
- ハンマーアクションキー
- ¥186,200(税込)
実際にS61を触ることができました。上が新作のMK3、下がMK2です。
比較してみると要所に違いがあり更にスタイリッシュに仕上がっていることがわかります。
ここからはMK3の感想や特徴をお伝えしていきます!
USB-Cバスパワーに対応
要望が多い「USB-Cバスパワー(左)」と「USB MIDI(右)」に対応。
USB-Cバスパワー(左)接続は88鍵モデルもAUアダプター不要で動作します。
基本的な「サステイン」「エクスプレッション」と併せて自由にMIDI CCを割り当て可能なペダル入力が2つ備わっています。
メタル/ガラスを取り入れた美しいデザイン
写真では少し分かりにくいかもしれませんが、素材にはメタル/ガラスが取り入れられており、圧倒的な美しさと高級感があります。
ピッチベンド/モジュレーションはアルマイト処理されたアルミニウム製。
しっかりと重さがあり、とてもコントロールしやすいです。
光によるガイドも美しさと実用性を備えており素晴らしいと感じました。
手元が暗くなりがちなライブパフォーマンスでも活躍しますね。
高解像度のフルカラーディスプレイ
最も目を引くのが中央のディスプレイです。
高解像度の大型フルカラーディスプレイが採用され、プリセット検索、パラメーターの把握/調節、ミキシングなど。
ダイレクトで没入感のある体験が行えます!
ピアノのプリセットを検索して呼び出しまでの流れです。
ダイアルの操作性も大きく向上しており、ディスプレイとの相性も抜群でした。
DAWとの連携
製品はDAWのコントロールが行える「DAW(ホスト)インテグレーション」に対応しています。
再生/停止/レコーディングなど。使用頻度の高いトランスポート操作を手元から快適に行うことができます。
キーボード部分
全モデルにFatar社製のキーベッドを採用。
49鍵/61鍵モデルはセミウェイトキー、88鍵モデルはハンマーアクションキーという仕様です。
実際に前モデル「MK2」と比較してみました。
鍵盤に重みがあり、グランドピアノに慣れている方でもしっかりと弾き込めるような造りになっていました。
ダイナミクスの表現が行いやすく、演奏表現が豊かになりますね。
また、各鍵盤には「ポリフォニック・アフタータッチ」が搭載されており、鍵盤を押し込むことで、カットオフ量/ピッチ変動/ビブラート幅などを鍵盤ごとに独立して記録可能です。
サウンド表現の幅が更に広がりますね!
ライトガイド
KONTROL S-Seriesの売りと言える、各キーを視覚的に把握できる「ライトガイド」も新たにデザインされています。
比較してみると、ライト部分の幅が広くなり明るさも向上!
音色/スケール/キースイッチがより把握しやすくなっています。
MIDI2.0に対応
今、DTM業界で話題となっているMIDIの新規格「MIDI 2.0」に対応!
ベロシティ/アフタータッチ/ピッチベンド/ポリプレッシャーデータ/その他CCなど。
KONTROL S-Seriesによる演奏情報が圧倒的に向上します。
例 : ベロシティ 128段階 → 65,536段階
より生楽器に近い、細かな演奏ニュアンスが表現できることになります。
現在はMIDI2.0に対応したDAWや音源が少ない状態ですが、これらが本格的に対応してきた際の恩恵は大きいと予想されています。
豪華なエフェクト/音源 KOMPLETE 14 SELECTが付属
全モデルには同社のエフェクト/音源がパッケージされた「KOMPLETE 14 SELECT」(28,600円 相当)が無償で付属します。
インスト音源、ドラム音源、ソフトシンセ、エフェクトなど楽曲制作に必要な製品がしっかりと収録されていますので、製品を購入したその日から音楽制作を楽しむことができます!
最新鋭の「KONTROL S-Series MK3」 いかがでしたでしょうか?
デザインや採用されている素材の影響もあり、価格は高めに設定されていますが、それに見合うだけのポテンシャルを秘めた製品ではないかと感じました。
ぜひ製品を触っていただき、製品の魅力を体験してみてください!
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- 1製品概要
- 2ブラウズ機能
- 3ライトガイドとクリアビューディスプレイ
- 4スケール機能
- 5コード機能
- 6アルペジオ機能
- 7オートメーションとMIDIモード
- 8KompleteKontrol 1.1 新機能
- 9KOMPLETE KONTROL Ver1.5 新機能の解説
- 10KOMPLETE KONTROL Ver1.6.2 新機能の解説
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