iZotope RX 7 の使い方② ブレス・ノイズ処理
iZotope RX 7は、音声録音に含まれるノイズを効果的に除去できるプロフェッショナルなオーディオリペアツールです。本記事では、ボーカル録音で頻出する5つの問題に対応するモジュール(Breath Control、De-Click、Spectral De-noise、De-plosive、De-ess)の使い方を詳しく解説しています。各モジュールのパラメーター設定方法を理解することで、ブレス音、クリックノイズ、ホワイトノイズ、破裂音、歯擦音を自然に処理でき、プロクオリティのボーカルトラック制作が可能になります。
有用性の高いモジュールを紹介

今回はiZotope社のオーディオリペアツール、RX 7の使い方第二弾ということで、各モジュールを用いた処理を取り上げていきたいと思います。
非常に多くのモジュールがありますが、その中でも個人的に有用性が高いと感じたものからピックアップしました。
iZotope RX 7 使い方動画②
よくある質問
Q1. ボーカル録音のブレス音を完全に消したくない場合はどうしたらいいですか?
Breath ControlのTarget Levelを無音ではなく上げて調整することで、ブレスを完全に消さずに音量を下げられます。Gainパラメーターで現在の音量から相対的にどの程度下げるかも設定できます。
Q2. De-Clickでクリックノイズを除去する際に声がおかしくなってしまいます。
Sensitivityを上げすぎないこと、およびClick Wideningの数値を可能な範囲に抑えることが重要です。アルゴリズムをMULTIBAND(RANDOM CLICKS)などに変更し、周波数特性を調整して効きを最適化しましょう。
Q3. Spectral De-Noiseで背景のホワイトノイズを効果的に除去するコツは?
ノイズのみが鳴っている箇所を範囲選択してLearnボタンを押し、ノイズパターンを学習させることが最重要です。その後、ThresholdとReductionのバランス、Artifact Controlで声質を損なわないポイントを探ります。
記事の担当 大鶴 暢彦/Nobuhiko Otsuru

オンラインDTMレッスン専門 / 2009年から17年





