ピアノアレンジ 1_ メロディの打ち込み
制作の基本となるピアノアレンジに挑戦
音楽制作を行う上で、ピアノを把握することは非常に大切です。
使用場面が多いだけではなく、和音の構造やボイシングにも強くなるため、
楽曲に合わせたアプローチが大きく広がります。
ここから数回に渡り「ピアノアレンジ」について解説を進めていきます。
特にピアノが弾けない。という方は必見です。
まずは伴奏とメロディーを同時に奏でることができるという、楽器特性を活かした、
ピアノソロを解説していきます。
動画へのアクセス
- 11_ピアノアレンジ メロディの打ち込み
- 22_ピアノアレンジ 適正ベロシティ
- 33_ピアノアレンジ コード付け
- 44_ピアノアレンジ 音の長さとベロシティ 実践編
- 55_ピアノアレンジ コードに対する左手のアレンジのアプローチ
- 66_ピアノアレンジ 左手のアプローチ2/右手のアレンジ
まずはメロディラインを作成する
ピアノソロを作成する基本として、
土台となる「メロディライン」を打ち込んでいきましょう。
鼻歌からでも構いません、
まずは頭の中のメロディをピアノロールへ入力します。
サスティンペダルを使用する
実際のピアノ演奏ではノート同士を滑らかに繋ぐために
「サスティンペダル」を使用します。
このペダルを踏んでいる間は、鍵盤から指を離したとしても、
そのノートが鳴り続け、非常にゆっくりと音量が減衰していきます。
ピアノロール上では赤囲み部分をクリックし、サスティンペダルの情報を入力します。
「上がっている状態でペダルがオン(音が伸びる)」「下がっている状態でオフ(通常)」となります。
参考 : 社の「Alicia's Keys」
(Komplete 10 Ultimateに含まれています。単品での購入も可能。)
サスティンペダルを踏んだ際に発生する、
弦とピアノ本体の共鳴サウンドがシミュレートされます。
サスティンを使用する際のポイント
- 音源によってペダルサンプリング音が発音されるものは、
楽曲の場面に応じ使い分けます - ステップレコーディングでピアノパートを作成する場合、
サスティンの使用は好みにより決定します - リアルタイムレコーディングで打ち込みを行う場合、
サスティンペダルを使用する方が、後のMIDIデータ編集の手間を省くことができます
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