編集時の重要な概念「スナップ」を理解する FL Studio 使い方
FL Studioでの音楽制作において、「スナップ」は小節や拍に対してノートをジャストに配置する機能です。この記事では、スナップの基本的な役割と設定方法、そしてAltキーを活用した一時的な無効化方法を解説しています。スナップをオフにすることで、リズムにノリを出すための中途半端な長さの音符を自由に打ち込むことができます。また、スナップはピアノロールだけでなくプレイリストでも活躍する重要な概念であり、作業効率を高めるショートカット操作を理解することで、ベースフレーズなどの細かな編集を効率的に進められるようになります。
編集時の音価を一定の単位に指定する「スナップ」
前項に引き続き、このようなベースフレーズを打ち込んでいきます。
今回は音の長さの微調整です。

赤く囲んだ部分に注目してください。
ノートの長さがマス目に対して中途半端になっています。
フレーズにノリを出すために敢えてこの長さに設定しています。
このように中途半端な長さで打ち込む際は、「スナップ」と呼ばれる項目をオフにする必要があります。
スナップとは、小節や拍に対してジャストに打ち込むための機能で、初期設定ではオンになっています。
解説動画
YouTube動画への質問と回答の抜粋
midiの長さ=音の長さにするにはどうすればよいのでしょうか
最後に入力した音の長さが次のノートにも適用される仕様のようです。
spireを使うと、ピアノロール上でベロシティを変更してもその変更が適用されず音が均一な大きさで鳴ってしまうのですが、どうすればいいでしょうか?
画像部分の「Velocity」ノブを上げることで反応するようになります。 https://app.box.com/s/8havi1mb301gmacschndb088x4x7ap73
fl studio20を導入したんですが、この動画のものと仕様は大きく異なっているのでしょうか?
製品の仕様は新バージョンでも大きく違いはございません。
FL Studioを導入しようと思っている者ですが、SLEEP Freaks様の動画で使用されているバージョンは、FL Studio 20 Signature でしょうか?
当動画内で使用しているバージョンはFL Studio 12 Signatureとなります。
スナップの設定

ピアノロール上部にある「スナップ」アイコンをクリックします。
- none : ノートの書き込み、移動、長さ調整などを行う際、
小節や拍を無視して自由に書き込みが可能です。 - beat : 1beatは1拍(4分音符)を指します。
「1/4は16分音符」「1/2は8分音符」を基準にノート編集を行うことになります。
この概念はピアノロールだけではなく、楽曲を構築する「プレイリスト」でも活躍します。
そのため、しっかりと把握しておいて下さい。
スナップを一時的に無効にする便利なショートカット
作業を行っていると、スナップを有効にしてジャストで打ち込みたいケースと、
スナップを無効にして細かな編集を行いたいケースがランダムに発生します。
毎回スナップを切り替えていると作業効率が落ちてしまいます。
この際に便利な操作が「スナップを一時的に無効にする」というものです。

方法はとても簡単で「Altキー」を押しながら、移動や長さの調整を行います。
その間だけスナップが無効になるため、小節や拍に関係なく細かな編集が行えます。
ここまでの内容で、サンプルのようなベースフレーズを打ち込むことができるので、練習してみて下さい。

次回はさらに、音の強弱でフレーズに表情をつける方法を解説していきます。
よくある質問
Q1. FL Studioのスナップ機能とは何ですか?
スナップは小節や拍に対してノートをジャストに配置する機能です。初期設定ではオンになっており、「none」でフリー編集、「beat」で拍単位での編集が可能です。
Q2. スナップをオフにする理由は何ですか?
フレーズにノリを出すために、敢えて中途半端な長さでノートを打ち込む場合があります。スナップをオフにすることで、小節や拍を無視した自由な編集ができます。
Q3. 毎回スナップをオンオフするのは手間ですが、解決方法はありますか?
Altキーを押しながら操作すると、その間だけスナップが一時的に無効になります。この方法で作業効率を落とさずに細かな編集ができます。
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