FL Studioでの音楽制作において、ドラムパターンの次のステップとなるベースラインなどの音程楽器をピアノロールで打ち込む方法を解説した記事です。ピアノロールの表示方法から、ズーム機能を使った効率的な作業環境の構築、ノートの入力・長さ調整・音程変更・移動といった基本操作まで、実践的なテクニックを網羅しています。読者はこれらの手順を習得することで、単調なドラムトラックに豊かなメロディーやベースラインを重ねられるようになり、より完成度の高い楽曲制作が可能になります。
ピアノロールでベースラインを重ねる

気に入ったドラムパターンができた後は、ベースのフレーズを重ねていきます。
これまでのドラムと大きく違うのは音程がある楽器という点です。
ドラムの打ち込みの場合、楽器が入るタイミングのみ指定すればOKでしたが、
ベースのように音程のある楽器は、どの高さの音を出すかを指定する必要が出てきます。
そこで使用するが「ピアノロール」です。
ここでは、このピアノロールの基本概要を確認していきましょう。
解説動画
YouTube動画への質問と回答の抜粋
GMSでPresets Libraryから何を選んでも、短い鈍い音が鳴るだけで、デモのように音程が変わりません。 何か設定に問題があるのでしょうか。
画像のようにDecayやSustainの値を高めたり、ピアノロール状のノートを長くするといかがでしょうか? https://app.box.com/s/c9r1ivxqdnup9kli9umj0l29xxcs10d4
ピアノロールのコピーとペーストのやり方を教えて欲しいです
Mac : Command + C でコピーを行い、 Command + Vでペースト Mac : Control + C でコピーを行い、 Control + Vでペーストとなります。
ピアノロールを表示させる
前回立ち上げたベース音源です。
このままでは特定の音程しか演奏することができません。
長さも調整不可能です。
そこでピアノロールへの切り替えが必要になるという訳です。
ピアノロールを表示させるチャンネル名を右クリックし、
表示されるメニューから「Piano Roll」を選択します。
このように「ピアノロール」が表示されます。
ピアノロール上での打ち込み ズームで快適な作業
ピアノロール上に1小節の打ち込みを行っていきます。
この打ち込みを快適にするのが「ズーム機能」です。
例えば
1小節間を打ち込みたい場合、
このような画面倍率だと、打ち込みたい部分が小さく操作しづらいです。
作業範囲に合わせた最適なズーム設定が必要です。
このズーム操作は幾つかの方法がありますが、最もお勧めなのは以下の方法です。
拡大したい範囲を「Control + 右クリックで指定」します。
このように指定した範囲が拡大されます。
倍率を元に戻す場合は「Control + 右クリック」でピアノロールの空白部分をクリックします。
ピアノロール上での打ち込み ノートの入力
まず概要から見ていきましょう。
画面の上の部分には小節数が記載されています。
つまり横軸が時間=音を鳴らすタイミングということになります。
左には鍵盤が並んでいて、音の高さを表しています。
この組み合わせで、任意の音程とタイミングを指定します。
例として、今回はこのようなフレーズを打ち込んでいきます。
ノートを入力する
ノートを書き込む際の基本ツール「ドロー」を選択します。
打ち込みたい箇所をクリックするとノートが打ち込まれます。
ノート長さを調整する
ノートの長さは、その前に書き込んだノートと同じ長さになります。
書き込む際、「シフトキー + ドラッグ」で長さを変更しながら書き込むことが可能です。
一度書き込んだノートの長さを変更するには、
ノートの右端にカーソルを合わせてます。
カーソルが左右の矢印になるので、ドラッグして調整します。
音程を変更する
ノートを上下にドラッグすると音の高さを変更することができます。
ノートを移動する
ノートの中へカーソルを持っていくとカーソルが十字になるので、
任意の場所へドラッグしてノートを移動します。
これらを組み合わせてフレーズを打ち込んでいきますが、
もう1つ必ず覚えなくてはいけない重要な概念「スナップ」があります。
スナップについては次項で解説していきます。
よくある質問
Q1. ピアノロールとは何ですか?
ピアノロールは、横軸が時間(音を鳴らすタイミング)、縦軸が音の高さを表す編集画面です。この組み合わせで任意の音程とタイミングを指定でき、ベースやメロディーなどの音程がある楽器の打ち込みに用います。
Q2. ピアノロール上でノートの長さはどう調整しますか?
新規入力時はシフトキー+ドラッグで長さを変更しながら書き込めます。既存のノートはその右端にカーソルを合わせて左右矢印が表示されたら、ドラッグして長さを自由に調整できます。
Q3. ズーム機能を使うメリットは何ですか?
作業範囲に合わせた最適な拡大率で表示できるため、細かいノート編集が格段にやりやすくなります。Control+右クリックで拡大範囲を指定すれば、快適で正確な打ち込み作業が実現します。
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