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13_フィルターのLFOコントロール_1

シンセサイザー入門講座 公開 2012.08.02 更新 2026.07.17
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本記事は、シンセサイザーのフィルターをLFOでコントロールする方法を詳しく解説しています。ADSRエンベロープとは異なり、LFOは波形を繰り返し続けるため、より派手で動的な効果が得られます。MatrixセクションでSourceをLFO、DestinationをCutoffに設定し、Depthパラメータで影響の範囲を調整することで、フィルター周波数を自動的に変化させることができます。Depth値を強くするほど効果が顕著になり、音作りの自由度が大幅に向上します。

LFOでフィルターをコントロールする

前項では「ADSR」を使用した「フィルター」のコントロールを解説してきました。

ここでは「LFO」による「フィルター」のコントロールを解説していきます。
「LFO」の詳細に関してはコチラで解説しています。

「ADSR」と「LFO」が決定的に違う部分

  • マイナス(波の中央が0となります)の部分がある
  • 波をひたすら繰り返す

ということです。

ツマミの動きが大きいこと、その動きを繰り返すため、
「ADSR」よりも効果が派手になります。


LFOをフィルターコントロールに適用する

↑ 「Matrix」部分の
「Source」を「LFO」
「Destination」を「Cutoff」変更します。

※「Depth」の値が「0」の場合は「LFO」の振り幅がなくなるため、効果が得られません 

↑ 「Envelope」を中央の「0」に設定します。
この値が 「低すぎ/高すぎ」ると効果が得られないため注意してください。

Depthについて

<ul class="maru_list"> <li>・</li> <li>・</li> <li>・</li> </ul>

上記で触れた「Depth」は
「LFO」が「Cutoff」与える影響の範囲を決めます。

イメージしやすいように
「Cutoff」に青色のラインをつけました。

「Cutoff」の値は現在「1」です。
この値を中心とし「左右にツマミが移動しつづける」というイメージです。

現在のサウンドはこうです。

この「Depth」が強い場合。

↑ このように「LFO」により影響する範囲が広がります。

サウンドはこうなります。

効果が強くなったことが確認できます。
下がり切った所は「Cutoff」が強く、ほとんど無音になっています。

このように「LFO」でどの位、ツマミに対して影響を与えるのか?
それをイメージできるようになれば、音が作りやすくなります。

LFO部分

次回は「LFO」部分を調整し、「フィルター」を細かくコントロールしてみたいと思います。


  • threebodytech 記事中

よくある質問

Q1. LFOとADSRの最大の違いは何ですか?

ADSRはノートオンで一度だけ変化するのに対し、LFOはマイナス値も含む波形を繰り返し続けます。そのため、LFOを使用すると同じ設定でもより派手で周期的な効果が得られます。

Q2. LFOのDepthを0に設定するとどうなりますか?

Depth値が0の場合、LFOの振幅がなくなるため、フィルターに何の影響も与えません。効果を得るには0以外の値を設定する必要があります。

Q3. Envelopeを0の中央値に設定する理由は何ですか?

Envelope値が高すぎたり低すぎたりすると、LFOの効果が得られません。中央の0に設定することで、LFOがCutoff値を中心に左右に均等に変化し、最適な効果が実現します。

Q4. フィルターコントロールでDepth値を強くするメリットは何ですか?

Depth値を強くするほど、LFOがフィルター周波数に与える影響範囲が広がり、より大きな音色変化が得られます。ただし強すぎると無音に近くなる場合があるため、調整が重要です。