広告

音程処理 音楽理論 音楽機材・ソフト紹介 音圧・音量 音像処理 空間処理 波形処理 歪み・サチュレーター 機材設定 機材 書き出し・読み込み・変換 打ち込みテクニック 打ち込み 基本編集 周波数 便利操作・作業効率化 作詞のメソッド 作業環境 低音処理 レコーディング リミッター・マキシマイザー リバーブ リハーモナイズ リズム楽器 リズム処理 リズム モニタリング ミックスが上手くなるTIPS ミキサー・ミキシング マルチ音源 マスタリング ポップス ボーカロイド ボーカル ボリューム処理(コンプレッサー) ベース ベル ヘッドホン ブレイクビーツ ブラス ファイル管理 ピアノ・Key ビンテージ ヒット曲の分析 パッド バージョン新機能解説 バンドサウンドを創るには バッキング ハード機器 ハードウェア操作 ドラム・打楽器 ドラム ドラゴンクエスト トリガー トランジェント ディレイ ディエッサー テンポ処理 テストタグネーム ソフトシンセ ストリングス ステレオイメージャー シンセサイザー サンプリング サンプラー サウンド入出力 サウンド入出 コンプレッサー ゲーム音楽 ゲート グリッチ ギター ギタリストのためのAbleton Live キック カットアップ オートメーション オーディオ操作 オーディオ処理 オーディオインターフェイス エフェクト処理 エフェクト インストール/製品登録 イコライザー アナライザー いきものがかり Zynaptiq YouTube生配信 XLN Audio Xfer Records
トップページ > シンセサイザー入門講座 > 14_フィルターのLFOコントロール_2
目次を見る
Sleepfreaks監修のDTM向けPC

LFOでフィルターをコントロールする シンセサイザー 初心者講座

LFOの各項目のコントロール

前項では「フィルター」に対して「LFO」を適用するという解説を行いました。
音色が定期的に変化していく効果が実感できたと思います。

そして今回は「LFO側」の設定を解説してきます。

d8a1c9a324b9c0a8c2b9a2c141511081

様々な音色を作成する際にも応用できる基本となります。

LFOの項目とフィルターへの効果

Rate

「LFO」に必ず備わっているのが「Rate」です。

単位は「Hz(ヘルツ)」となっており、
「0〜30」で調整することができます。

1秒間にLFOの周期を何回繰り返すのか? ということになります。

↑「Rate」を「0〜30」へ徐々に上げていった際のサウンドです。
効果音でも聴く事ができるサウンドです。


Rateをテンポに合わせる

「Rate」をDAW側のテンポと簡単に合わせることができる機能がSyncです。

これにより楽曲に合わせ「トレモロ効果」を作成したり、
最近流行っている「DubStep」のベースラインのような効果を作ることができます。

lfp-sync

↑「Sync」をオンに変更します。
下の「Rate」表示が変更され、DAWのテンポに従う形となります。

現在は「1/16」となっています。
これは左が小節、右が音符 をあらわします。

1小節にLFOの波をに16回繰り返すという意味です。
16分音符ということになりますね。

Auto

この「RateSync」を「オートメーション」で
動かすと以下のようなサウンドを作ることができます。

テンポに合った音符で演奏してくれるため、非常に扱いやすいです。
オートメーションに関してはコチラから各DAWをご参照ください。

LFOの波形を変更する

波形選択

この部分では「LFO」の「波形」を選択できます。
選択する波形によって音色変化が変わってきます。

波形に関してはコチラで解説をしています。

注意点は「LFO」自体は音程を持っていないため、
「LFO」の動きのみに影響を与えます。

まずはざっくりと覚えてしまってください。

  • サイン波 : 滑らかな変化が特徴です
  • ノコギリ波/三角波 : カーブがきつくなるため、効果がくっきりします
  • スクウェア波 : 中間がありません。
    電気のスイッチと同じと考えればわかりやすいです。値は「0(off)か100(on)」となり
    最低値か最高値で推移します。

Shape

↑ 波形を選択した後は、
「Shape」で波形の形を整え、楽曲/テンポ感に合うよう調整をします。

楽曲聴きながら動かし、最適値を探していくのがオススメです。

※シンセサイザーによってはこの「Shape」がないものあります