Native Instruments「FM8」使い方 5_ モジュレーションとMIDIラーン
音に変化を加えるモジュレーションとそのMIDIコントロール FM8
前回までは「エンベロープ」での音色変化を解説してきました。
そして、音色に変化をつける上で外すことができないのが、「LFO」です。
今回は「LFO」の適用とそのツマミを「外部MIDIコントローラー」で記録する流れをご紹介していきます。
「LFOについての詳細記事」
https://sleepfreaks-dtm.com/wordpress/synth-basic/synth-lfo/
FM8動画へのアクセス
動画ポイント_モジュレーションの適用
「Mod」タブよりコントロール部分へアクセスします。
概念は今まで解説してきた「OSC」と同じ、「マス目」の概念です。
「LFO」をどの「OSC」に適用するのか?
これを設定することで、すぐにその効果が適用されます。
動画ポイント_MIDIコントロール
右上の「MIDIラーン」アイコンを点灯させ、
コントロールを行いたい「ツマミ」「ノブ」をクリックします。
赤囲みで表示されたものが割当て対象となります。
後はお使いの「MIDIコントローラー」を動かす事で、
割当て完了となります。
動画ポイント_オートメーションに記録が可能
トラックの「W(ライト)」をオンにし、
実際にMIDIコントロールラーを動かすことで、簡単にその動きを記録することができます。
DAW別オートメーション記録
最後に
全5回に渡り「FM8」のご紹介を行ってきました。
これら動画だけでも「FM8」の自由度、可能性を感じていただけたかと思います。
可能性が多いだけに迷ってしまう。という方も多いかと思います。
そんな時は「FM8」のプリセットを試聴していき、好みの音を見つけたら、
今までの知識を活かしどのような構造になっているのか?
必ずそのヒントが見つかるはずです。
このような記事も読まれています
シンセサイザーの定番 Massive
もはや不動の人気を築いた定番シンセサイザーです。わかりやすいインターフェイスでサウンドメイキングも行いやすく、EDMからPOPSまで幅広く使用することができます。
高機能MIDIキーボード KOMPLETE KONTROL
Komplete製品と完全連携し、シームレスな操作が可能。コード、スケール機能、アルペジオ、ツマミに対して即アサインされるパラメーターなど作業の幅が大きく広がります。
MASCHINE 2
豊富なパターンや音色はもちろんのこと、ハードを使用してリズムをプレイする楽しさを味わえます。Kompleteと完全連携した操作性も必見です。
NEXUS 2
EDMの定番シンセサイザー。一度は聞いたことがあるサウンドを、難しい知識不要で即楽曲へ使用可能です。
Omnisphere
なんと言っても「高音質」膨大な高音質プリセットが備わっているため、シンセサイザーの知識が無くとも非常にクオリティの高い楽曲が作成できます。