Stringsの打ち込み 1_ 楽器特性とボイシング
ストリングスの基本を把握する
あらゆるジャンルで頻繁に使用される「ストリングス」
「Violin」「Viola」「Cello」「Contrabass」などの弦楽器を総称したものです。
使用する機会が多いだけに、
これら打ち込み技術を向上させることで、よりクオリティの高い楽曲制作を行うことができます。
ここでは数回に分けて「ストリングス」の打ち込みを解説して参ります。
ストリングス打ち込み解説動画
各楽器の音域と特徴
「Violin」 : G2〜E6
バンドでいえば「エレキギター」です。
ストリングス・セクション中のメロディーに使用されることが多いです。
「Viola」 : C3〜C5
Celloのオクターブ上に相当し、コードの一部を担当します。
バンドでいえば、ギターとベースの中間でサウンドをなじませる存在です。
「Cello」 : C1〜G4
Contorabassのオクターブ上をサポートすることも多く、
メインの音域が、ギターの5、6弦の音域に相当するため、
Bassとの兼ね合いに配慮が必要なります。
「Contrabass」 : E1〜C3
バンドでいえば「エレキベース」
オクターブ上でチェロを重ねて輪郭をつくることも多くあります。
※音域はあくまで目安であり、絶対的なものではありません。
ボイシング
右のように音域バランスを整えることで、
より豊かな響きを得ることができます。
コードチェンジの際は、共通音をあえて繋げることで、
よりスムーズな響きを得ることができます。
このような記事も読まれています
Emotive Strings
ストリングスフレーズに特化しており、複雑なコントロールや打ち込みを必要とせず、演奏する音程も自由に変更することができます。映画音楽のような演奏を素早く簡単に楽曲の中へ取り入れることができます。
Session Strings Pro
オーケストラからポップスまで幅広く使用することができるストリングス音源です。各楽器の奏法はもちろん、楽曲で即使用出来るフレーズパターンも内蔵されています。
「BRASS COLLECTION」
オーケストラサウンドに特化したブラス音源です。実際に使用される様々な奏法をキースイッチにより変更可能な他、超高音質なブラスサウンドが収録されています。
Session Strings Pro
オーケストラからポップスまで幅広く使用することができるストリングス音源です。各楽器の奏法はもちろん、楽曲で即使用出来るフレーズパターンも内蔵されています。