Logic Pro X 新機能_3 Flex Pitch ピッチ修正
Logic Pro X から追加されたピッチ修正機能【Flex Pitch】
Logic Pro Xから追加された【Flex Pitch】は、簡単にボーカルのピッチを修正したり、
ビブラートを加えたり、ケロケロボイスのような効果も与えられる新機能です。
まるでMIDIを扱うかのようにスムーズなオーディオ編集が可能です。
Logic Pro X_新機能記事へのアクセス
0_ダウンロード方法
1_オーバービューと設定
2_Drummer
3_Flex Pitch *当記事となります
4_Track Stack
5_Smart Control
6_Arrangement Marker
7_Logic Remoteダウンロード方法
8_Logic Remote実践
動画ポイント_ボーカルを分析する。
編集したいトラックのメニューバーにある「Flex」ボタンをONにします。
そして「Flex」ポップアップメニューから「Flex Pitch」を選択します。
分析が終わったら、オーディオリージョンをダブルクリックして、
下記画像の「オーディオ・トラック・エディタ」を表示します。
動画ポイント_ピッチを修正する。
修正したいノートを選択し、「手のマーク」で上下ドラッグすることにより、半音単位で修正されます。
動画ポイント_より細やかな編集をする。
- 「Fine Pitch」 より細かな「セント(1セント=1/100半音)」単位によるピッチ編集が可能です
- 「Pitch Drift」ノートの前後のピッチを調整する事が可能です
- 「Gain」ノート単位で音量の調節が可能です
- 「Vibrato」 ノートにビブラートの効果を与えるもしくは、抑える事が可能です
- 「Formanto」 声質を変更させます。ヘリウムガスを吸ったかのような声にする事も可能です
ノートが長い場合、「ハサミツール」で分割すると良いと思います。
動画ポイント_ケロケロボイスの効果を与える
Flexを確認すると、ピッチカーブが常に変化しています。
これを強制的にまっすぐに整えることで、ケロケロ効果を再現することができます。
「Vibrato」で声の波を直線にしました。
Perfumeを代表とするケロケロボイスのような効果を与える事が出来ます。
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