ディザリングを使用し音の劣化を抑える Logic Pro の使い方
Logic Proでディザリングを正しく設定することで、16bitへの変換時における音質劣化を最小限に抑えることができます。本記事では、環境設定でのビット数選択からバウンス時のディザリング設定、そしてリミッター/マキシマイザーのCeiling値を-0.1dBに設定する重要な注意点まで、マスタリングプロセスの実践的なテクニックを解説します。これらの手順を実施することで、配信品質の高い音源ファイルを書き出すことが可能になります。
Logicでディザリングを使用する
MIXカテゴリー「ディザリング」からの分岐記事になります。

Logicでは「環境設定」→「オーディオ」から「ビット数」を選択することができます。
チェックを外すと「16bit」となります。
ここで決めた「ビット数」がプロジェクト内で使用されます。

通常の「バウンス画面」の中から、希望の「ビット数(16bit)」を選択し、
「ディザリング」部分を「UV22HR」へ変更します。
この際の注意点です。

「リミッター」や「マキシマイザー」の
「Ceiling」は必ず「-0.1db」に設定してください。音が割れてしまいます。
簡単ですが、必ず行っておきたいディザリング作業です。
ディザリングの解説
よくある質問
Q1. Logic Proでディザリングを使用する主な目的は何ですか?
ディザリングは、高ビットレート(32bit floatなど)から16bitへ変換する際に発生する量子化ノイズを軽減し、音の劣化を抑えるための処理です。マスタリングの最終段階で特に重要な工程となります。
Q2. バウンス時にUV22HRを選択する理由は?
UV22HRはヤマハ開発のディザリングアルゴリズムで、16bit変換時に人間の耳が聞き取りにくい周波数帯でノイズを分散させるため、高品質な音声ファイルを実現できます。
Q3. Ceilingを-0.1dBに設定しないとどうなりますか?
Ceilingの値が高すぎるとリミッターが適切に機能せず、ピークが制限されずに音が割れてしまい、最終的な音質が大きく損なわれます。必ず-0.1dB以下に設定してください。
Q4. ディザリング処理はどの段階で行うべきですか?
ディザリングはマスタリングの最終段階、楽曲をmp3やCDフォーマットで書き出す直前のバウンス処理で実施するのが最適です。
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