定番のブラスビブラート
様々なジャンルで活躍するSawブラス
今回は様々なジャンルで活躍する、
「定番のブラスビブラート」を解説していきます。
楽曲のリフやフレーズ、バッキング、白玉の伸ばしなど、
多くの場面で使用することが可能です。
生ブラスを適度に混ぜることで、音色バリエーションを作ることも可能です。
それでは解説に入っていきます。
サウンド作成方法
オシレーター設定
オシレーターは、倍音が豊かな「Saw」を使用します。
サウンドに厚みを加えたい場合、画像のようにオクターブで重ねる手法も有効です。
そして、「VOICING」からユニゾンを加え、音程をズラすディチューン効果を与えます。
ビブラートの設定
最大のポイントはこのビブラート部分です。
- Rate : 音程が揺れる速度を設定します
- Depth : 揺れる音程幅を設定します
この2つのツマミで、ビブラートのニュアンスをコントロールしていきます。
今回は「MACRO CONTROL」を「Depth」へ割り当てることで、
曲中でビブラートニュアンスを変化させるように設定しています。
伸ばす部分でビブラートが深くなる形です。
ビブラートと共に、フィルターに変化をつけるというのも有効です。
この辺りは好みに設定してみてください。
空間エフェクト
最後にリバーブで少し奥行きをつけて完成です。