MIDIクオンタイズ Ableton Live 使い方
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リズムを自動で修正する
前項では「リアルタイムレコーディング」の解説を行ないました。
以下がその際にレコーディングされた「MIDIノート」です。
しっかりとレコーディングされていますが、
よく見るとリズムが正確な場所からズレていることがわかります。
このズレを解消してくれる機能が「クオンタイズ」です。
指定した「MDIノート」を正確な位置へ移動させることができます。
クオンタイズの適用方法
- 1_クオンタイズを適用したいMIDIノートを選択します
- 2_右クリックメニューより「クオンタイズ」を選択します
このようにMIDIノートの始まりが正確な位置へ修正されます。
これにはショートカットが割り当てられています。
- Mac : Command + U
- Windows : Control + U
頻繁に使用するため、
ここで覚えてしまってください。
クオンタイズの注意点
「クオンタイズ」を行なう際は
グリッド単位をフレーズの中で一番細かい音符に合わせる必要があります。
上記フレーズは「16分音符」を含むフレーズのため
「16分音符」でクオンタイズを行ないました。
もしこれを「8分音符」で行なってしまうと。。
一番近い「8分音符」にMIDIノートが吸い寄せられフレーズが変わってしまいます。
「クオンタイズ単位」を変更するには?
「MIDIノートエディタ」を右クリックし、「クオンタイズ設定」を選択します。
「1/16」に設定します。
多くの楽曲が16分音符単位で展開されています。
もし、32分音符が入る場合は、この部分を「1/32」に設定します。
三連符(Triplet)/ スウィング(Swing)の説明
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オーディオクオンタイズ
「MIDIクオンタイズ」と同じ感覚で、「オーディオ素材」に対し「クオンタイズ」を適用することができます。
MIDIファイルをトランスポーズする
楽曲のキーが「C」のものを「E」に変更するといった移調機能です。この「トランスポーズ機能」を使用すれば、MIDIファイルのキーを一瞬で変更する事ができます。
スネアロールの打ち込み
ここではスネアロールを作る方法を解説していきます。ランダマイズなどの機能が重要となります。
タイムストレッチを使用したアレンジ
タイムストレッチ機能を使用して、こ「効果音タイミングの最適化」や「ドラムパターンの変更」などを編集していきます。
グルーブ機能でノリを作る
Liveに備わっている様々な「グルーブプリセット」をコントロールすることで、打ち込みフレーズの「タイミング」「ベロシティ」「長さ」が自動調整されます。