目次を見る

ループレコーディングを行う Cubase 使い方

特定箇所を繰り返しレコーディングできる

ベストプレイが録れるまで、何度も繰り返しレコーディングを行えるのがDTMの醍醐味です。
ただ、そのベストテイクに至るまで 「再生→失敗→停止→再生→失敗→停止」 では効率が悪く大変です。

そこで活用したいのが、この「ループレコーディング機能」です。

特定箇所を繰り返しレコーディングすることができるため
レコーディング時間、手間を大きく削減することができます。

ループレコーディングの解説

※動画はLogicを使用していますが、その概念は共通となります。


Cubase ループレコーディング使用方法

ループ指定

ループレコーディングしたい部分を指定し、サイクルを入れます。
そして通常通りにレコーディングを開始します。

ロケータ指定箇所を繰り返しレコーディングし続けることができます。
気に入ったテイクが録れた後は、レコーディングを停止させます。

レーンを表示

停止後は最終テイクが優先的に表示、再生されます。
また赤囲みの「レーンを表示」アイコンを点灯させることで、全てのテイクを表示することができます。

またループにて録音したテイクを組み合わせ1つのテイクを作成することができます。

最終テイクのみを残す

上記のループレコーディングは全てのテイクを保存しますが、
作業方針により最終テイクのみ保存、表示させたい場合は、

置き換え

トランスポートの画像部分をクリックし、
メニューから「置き換え」を選択します。

これにより最終テイクのみが表示されます。

ここまでの学習を終えて

お疲れ様でした。

パソコン音楽制作のためのDAW操作を解説してきました。
ここまで頑張ってこられた皆様は、かなりの操作を行うことができるようになっていると思います。
パソコン音楽制作は決して難しいものではないということも感じていただけたと思います。

最初のうちは出来るだけ毎日ソフトを触る様にして、
体に操作を覚えこませください。
DAWにはこの他にも様々なテクニックがあります。
これまでご紹介した操作を更に応用したテクニックを「上級編」として解説しているので、
是非、覗いてみてください。

皆様の素晴らしい音楽ライフをお祈りしています。