リバーブ成分の音域をコントロールする Studio One 使い方
空間周波数をコントロールしクオリティを上げる
「リバーブ」は楽曲の空間を表現するエフェクターで、
楽曲クオリティを上げるためにはとても重要なものです。
以前にご紹介した記事
上記記事では「複数のトラックで1つのリバーブを共有する」という王道テクニック
「センド&リターン」 をご紹介しました。
今回はこれを応用した空間テクニックをご紹介します。
リバーブトラックへEQを適用し周波数をコントロールする。
これにより
- リバーブ成分がハッキリ聞こえる
- 低音楽器との被りを防ぐ
などの効果を期待することができます。
StudioOne リバーブEQの設定方法
方法は至って簡単です。
「FXチャンネル」に対して、イコライザーを適用します。
「ローカット」を適用し、場合によって高音域を持ち上げるのも効果があります。
これだけで「リバーブ」成分がかなりすっきりとした印象になります。
簡単かつ楽曲の空間を整えるのに非常に有効です。是非試してみてください。
このような記事も読まれています
EDM リバーブKICK
キックに対し深くリバーブを適用することで、爆発のようなSEを作成していきます。EDMの定番手法です。
WAVES H-Reverb
超多機能なハイブリッドリバーブです。様々なタイプの部屋を選択できるのはもちろん、その残響を徹底的にエディットし詰めていくことができます。
リバーブ成分を加工しノリを作る
リバーブ成分を波形に書き出し、カットを行うことで、より繊細なノリを作るテクニックを解説していきます。
センドリターンで「リバーブ」を共有
リバーブはプラグインの中でもCPUの負担が高いものです。そこで活躍するのがこの「センドリターン」です。「1つのリバーブ」を各トラックで共有するとい概念です。