Cubase 8 ダイレクトルーティング
トラックの出力をリアルタイムで変更可能
Cubase 8 新機能の第三弾は「ダイレクトルーティング」です。
各トラックの出力を個別に切り替えることができる機能で、
再生中もリアルタイムで変更可能。オートメーションを書く事もできます。
- 楽曲の中で部分的にエフェクトを適用したい
- 異なるマスタートラックを管理したい
そのような場合に向いています。
Cubase8 解説動画
Cubase 8 以前のバージョンからスムーズな移行
Cubase 8 インプレイスレンダリング
Cubase 8 VCAフェーダー
Cubase 8 ダイレクトルーティング 現在のページとなります
Cubase 8 コードパッドとコードトラック
Cubase8 ダイレクトルーティングを適用する
まずはルーティング先を作成します。
「FXチャンネル(エフェクト)」や「グループチャンネル」を作成します。
今回は「グループチャンネル」を作成し進めていきます。
FXチャンネルについて
https://sleepfreaks-dtm.com/wordpress/for-advance-cubase/lesson5-5/
インスペクタ部分の設定をクリックします。
「ダイレクトルーティング」を選択し、追加します。
このように表示されます。
ミックスコンソールからも表示を行えます。
「ダイレクトルーティング」は最大で8つまで設定することができます。
空きスロットをクリックし、グループチャンネルを選択します。
このように設定されました。
クリックするとトラック出力が選択したトラックへ送られます。
※出力先は必ず1つとなります
このようにオートメーションを書いて、出力を切り替えることができます。
これにより楽曲中で、異なるトラック出力へ瞬時に切り替えられます。
オートメーションに関して
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