Traktor ループ機能 DJ Traktor 使い方
手軽に使えるTraktorのループ機能
Traktorのトラックデッキでは、とても簡単にループ機能を使用することが可能です。
 まずは、ループ機能に関連する箇所を確認しておきましょう。
DJプレイ中にループを開始させる
DJプレイ中にループを作りたい場合は、Loop Size Controlボタンを押すのみで、
 ループを開始させる事ができます。
選択したLoop Size Controlのボタンとループ箇所の波形が緑色に変化し、
 ACTIVEが点灯し、ループ箇所が繰り返し演奏されます。
ビートスナップがオンの場合は、ビートマーカーの位置を考慮し、
 最も近い拍の頭からループが設定されます。
ループを解除するには、緑色になっているLoops Size Controlボタンを再度押すか、
 ACTIVEボタンを再度押すことにより解除できます。
ループプレイ中にループサイズを変更したい場合は、
 変更したい長さのLoop Size Controlボタンを押すだけです。
ループサイズと長さの対応は以下の通りです。
- 32:8小節
 - 16:4小節
 - 8:2小節
 - 4:1小節
 - 2:2分音符
 - 1:4分音符
 - 1/2:8分音符
 - 1/4:16分音符
 - 1/8:32分音符
 - 1/16:64分音符
 - 1/32:128分音符
 
マニュアルループ
任意の長さでループを設定したい場合は、
 Loop inボタンでループ開始位置を設定し、Loop Outボタンでループ終了位置を設定します。
この方法でループ設定すれば、8小節以上のとても長い範囲をループ設定することも可能です。
マニュアルループを使用する際に、スナップがオフだと拍頭から微ズレの位置に
 ループ開始・終了ポイント設定されやすく、ループがスムースにつながらない原因となりますので、
 スナップをオンにして使用する事をオススメします。
※スナップについてはCUEのマネージメントで触れています。
ループインポイントをキューに設定
上記の手順でループを行っている最中に、「STORE」ボタンを押すと、
 ループインポイントにキューを設定することができます。
STOREボタン押下後
 
ポイント
ループプレイ中に4小節のループから徐々に32分刻みのループへループサイズを変更していくことで
 スネア・ドラムロールがないポイントで、ロールを作るなど、複雑なプレイが可能です。
 
記事の担当 田澤 伸浩/Nobuhiro Tazawa






 
 



 
 
 