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10. Traktor エフェクトパネル設定

DJ Traktor 使い方 公開 2016.04.16 更新 2026.07.17
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Traktorのエフェクトパネル設定は、DTMやDJプレイの表現力を大幅に拡張する重要な機能です。4つのエフェクトユニットと各ユニット最大3種類のエフェクトにより、最大12種類を同時に適用できます。シングルモードで細かいパラメータ調整が可能な一方、グループモードではON/OFF操作に特化した効率的な運用が実現します。さらにインサート・ポストフェーダー・センドの3つのルーティング方式から選択でき、外部ミキサーとの連携も可能です。事前のエフェクトプリセレクション設定により、プレイ中の操作性が大幅に向上し、プロフェッショナルなサウンド制作が実現できます。

豊富なエフェクトを適用可能

TRACKTORでは独立した4つのエフェクトユニットを搭載し、
各ユニットに3種類のエフェクトをアサイン可能です。
つまり最大で同時に12種類(4ユニットx3種類)のエフェクトを設定できます。

エフェクトユニット

使用ユニット数については、Preferences>Effects “FX Unit Routing”にて、
2Units or 4Unitsの切替が出来ます。

2Units 表示 (各ユニット3種類)

4Units 表示(各ユニット3種類)

エフェクトモード

各ユニットで、シングルモード(FX1種類)とグループモード(FX3種類)を設定可能です。
Preferences>Effects “FX Panel Mode”にてモードの切替が出来ます。

シングルモード表示(2Units時)

グループモード表示(2Units時)

上記のようにシングルモードの場合は、選択しているエフェクトの全てのパラメータの調整が可能です。
グループモードの場合は、エフェクトのON/OFFと、アマウント量の操作しかできません。

モードの切替はユニットごとに可能なので、ユニット1はグループモード、
ユニット2はシングルモードに設定し、状況に応じて使い分けるのもアリです。

より細かい操作をDJプレイ中に行いたい場合は、シングルモードで使用することをお勧めします。

エフェクトユニットルーティング

エフェクトをかける際の音の流れをインサート、ポストフェーダー、センドから選択できます。
Preferences>Effects “FX Unit Routing”にて音声ルーティングの切替が出来ます。
デフォルト状態では、インサートです。

  • インサート
    チャンネルフィルター前段でエフェクトがかかる仕組みなので、
    ボリュームフェーダーを下げると同時に音が消えます。
  • ポストフェーダー
    ボリュームフェーダー後段でエフェクトをかけるので、ボリュームフェーダーを下げた後でも、
    エフェクトの種類によってはサウンドが残ります。
  • センド
    TRAKTORの内部音声ルーティングから独立し、外部DJミキサーのFX SEND/RETURNに
    TRAKTORのエフェクトを適用できます。
    DJミキサー上の操作でエフェクトのセンド量を調整できるのが利点です。

センド時の接続経路は、下の図のようなイメージです。

エフェクトプリセレクション

数多くのエフェクトの中から、使用するエフェクトを絞ることが可能な機能です。

  • 有効なエフェクトを外す場合は、エフェクト選択後に”Remove”を押すか、
    エフェクトをダブルクリックします。
  • 無効なエフェクトを有効にする場合は、エフェクト選択後に”Add”を押すか、
    エフェクトをダブルクリックします。
  • エフェクト選択時に表示されるドロップダウンの順序を変更するには、
    有効なエフェクトを選択後に、”Up/Down”で並び替えが可能です。

使用しないエフェクトは外しておくと、DJプレイ中、エフェクト種類を選択する際に選びやすいです。
この点も、キューポイントの編集同様に事前の仕込み作業の一環と言えると思います。


よくある質問

Q1. Traktorで同時に使用できるエフェクト数は何種類ですか?

4つのエフェクトユニット×各3種類で、最大12種類のエフェクトを同時に適用できます。ただしPreferencesで2Unitsに設定することも可能で、その場合は最大6種類になります。

Q2. シングルモードとグループモードの違いは何ですか?

シングルモードはエフェクトのすべてのパラメータを細かく調整できるのに対し、グループモードはON/OFFとアマウント量のみの操作に限定されます。DJプレイ中の細かい操作にはシングルモード推奨です。

Q3. エフェクトルーティングのセンドモードはどのような場合に使いますか?

Traktorの内部エフェクトを外部DJミキサーのFX SEND/RETURNに接続する場合に使用します。ミキサー上でセンド量を調整できるため、より直感的な操作が可能になります。

Q4. DJプレイ中にエフェクト選択を簡単にするコツは何ですか?

エフェクトプリセレクション機能で、使用しないエフェクトを事前に外しておくことが重要です。これにより、ドロップダウンメニューに必要なエフェクトのみが表示され、プレイ中の選択効率が向上します。

記事の担当 田澤 伸浩/Nobuhiro Tazawa

Sleepfreaks DTM講師 田澤 伸浩
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