広告

音程処理 音楽理論 音楽機材・ソフト紹介 音圧・音量 音像処理 空間処理 波形処理 歪み・サチュレーター 機材設定 機材 書き出し・読み込み・変換 打ち込みテクニック 打ち込み 基本編集 周波数 便利操作・作業効率化 作詞のメソッド 作業環境 低音処理 レコーディング リミッター・マキシマイザー リバーブ リハーモナイズ リズム楽器 リズム処理 リズム モニタリング ミックスが上手くなるTIPS ミキサー・ミキシング マルチ音源 マスタリング ポップス ボーカロイド ボーカル ボリューム処理(コンプレッサー) ベース ベル ヘッドホン ブレイクビーツ ブラス ファイル管理 ピアノ・Key ビンテージ ヒット曲の分析 パッド バージョン新機能解説 バンドサウンドを創るには バッキング ハード機器 ハードウェア操作 ドラム・打楽器 ドラム ドラゴンクエスト トリガー トランジェント ディレイ ディエッサー テンポ処理 テストタグネーム ソフトシンセ ストリングス ステレオイメージャー シンセサイザー サンプリング サンプラー サウンド入出力 サウンド入出 コンプレッサー ゲーム音楽 ゲート グリッチ ギター ギタリストのためのAbleton Live キック カットアップ オートメーション オーディオ操作 オーディオ処理 オーディオインターフェイス エフェクト処理 エフェクト インストール/製品登録 イコライザー アナライザー いきものがかり Zynaptiq YouTube生配信 XLN Audio Xfer Records
トップページ > DJ Traktor 使い方 > 8. Tracktor クオンタイズモード
目次を見る
Sleepfreaks監修のDTM向けPC

Tracktor クオンタイズモード DJ Traktor 使い方

多彩なプレイを可能にするクオンタイズモード

クオンタイズモードスイッチは、画面中央上部のマスターパネル内にあります。

クオンタイズモードをオンにすると、ビートマッチしている状態を崩さずに、
キューボタンや任意の場所をクリックして楽曲中を移動する
ことができます。

Quantize_mode

例として、2曲をミックスしてプレイする際に
デッキAで演奏している曲のビルドアップ後にオフビートになるパートで、
デッキBで演奏している曲のキューを設定している部分をミックスしたい場合を想定します。

操作は、デッキAの楽曲がオフビートになるタイミングで、デッキBのキューボタンを押すのですが、
クオンタイズモードがオフの場合は、ピッタリのタイミングで押す必要があり、
殆どの場合は少しタイミング(位相)がズレる結果になると思います。
このような場合に、クオンタイズモードがオンになっていると、
ピッタリとタイミングを合わせてくれます

このように、事前に要所要所にキューポイントを設定して、クオンタイズモードを使用することにより、
レコードやCDでは無理だった多彩なプレイが出来るようになりました。

ポイント

クオンタイズモードがオンの状態でプレイし始めた後に、Tempo Bendを使用して
意図的に元の状態からタイミング(位相)をずらした状態にする
場合があります。
(おもに生演奏楽曲などでテンポが不安定な際に行います)

tempo_bend

その状態でキュースイッチを使用し、任意のポイントに移動すると、
位相がずれた状態のまま移動します。

この利点は、いざプレイしてみるとビートマーカーが微ズレの場合に、
Tempo Bendで微調整して聴感上の位相を合わせられることです。

デッキ上のフェーズメータはズレている状態になりますが、
大きくテンポが変わらない楽曲であれば、この状態でキュースイッチで移動しても
聴感上で調整した位相を保つことが出来ます。


記事の担当 田澤 伸浩/Nobuhiro Tazawa

Sleepfreaks DTM講師 田澤 伸浩
  1. 講師のプロフィールを読む