アタック/リリースを最適化 Transient
埋もれがちなトラックを最適化する トランジェント
大切なトラックがオケの中で埋もれてしまう。。
そんな経験は誰しもあります。
ただ音量を上げても解決しないのがミックスの難しいところではないでしょうか?
そんな際に試していただきたいのが「トランジェント」です。
トラックの「アタック」と「リリース」を個別にコントロールすることにより、
存在感があるトラックに仕上げる事ができます。
トランジェント解説動画
トランジェントの適用
音量を制御するエフェクトですので「Dynamics」の中に用意されています。
呼び名は「Envelope」と呼ばれることも多いです。
非常にシンプルです。
- 1_アタック感をどのくらい強調するのか?
- 2_強調している時間
- 3_音の余韻をどの位強調するのか?
- 4_上記により変わった音量を最終調整
です。
簡単ですが、非常に即効性があるプラグインですので、
是非、試してみてください!
このような記事も読まれています
コンプレッサー基礎編_リリースについて
リリースはコンプによる圧縮解除が終了するまでの時間となります。短めに設定すると音圧が上がりやすくなる傾向にあります。
コンプレッサー基礎編_レシオについて
レシオはスレッショルド値を超えた音量を「何分の1に低減するか?」ということを指定するパラメーターです。値を高く設定していくと、サウンドが歪むサチュレーション効果を得ることもできます。
コンプレッサー基礎編_アタックについて
コンプレッサーのアタックはサウンドのニュアンスをコントロールすることができます。距離感や、まとまりも調整可能となっており、非常に重要なパラメーターです。
サチュレーション_Saturation
トラックに対し、適度な歪みを加えることで、アタック感が緩和され音圧の向上、楽曲への馴染みなど様々なメリットがあります。