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アルペジエーターでオーディオをトリッキーに演奏する Ableton Live Tips

スライスとアルペジエーターでオーディオ素材を自在に操る

Voice_Sample

Ableton Liveではオーディオ素材を簡単に音符単位でスライスし、
MIDIとして演奏することができます。

今回はアルペジエーターやオートパンも絡めて、トリッキーな演奏を行ってみましょう。

「Ableton Live Tips」アルペジエーターでオーディオをトリッキーに演奏する


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オーディオ素材のスライス

まずはオーディオ素材をMIDIトラックへスライスしていきます。
やり方はとても簡単です。

Slice1
オーディオをトラックを右クリックし、「新規MIDIトラックへスライス」を選択します。

Slice2

スライス単位をリストから選択します。今回は1/16とします。

Sliced_MIDI
このようにスライスされたオーディオが各鍵盤にアサインされ、MIDIトラックが完成しました。

演奏範囲への配置

スライスが出来たら、アルペジエーターをかける準備として、
演奏範囲に全てのノートを切れ目なく入れていきます。

全てを打ち込んでいくのは大変なので、以下の手順で行っていきましょう。

Quantize1
エディター内で右クリックし、「クオンタイズを設定」を選択します。

Quantize2

音符の長さは一旦4分の1としてクオンタイズをかけます。

Legato1
できた4部音符を全て左端に寄せます。4部音符の塊を2つほど左に寄せて、上にコピーすると早いです。

その上で、図の赤く囲んだ部分から「Legato」をクリックします

Legato2
このように演奏範囲(今回は2小節)いっぱいに、全てのノートが伸びました。
これでMIDIの準備はOKです。

アルペジエーターとオートパンの設定

次に、アルペジエーターを設定します。

Arpeggiator

デバイスの前にアルペジエーターをドラッグ&ドロップし、
Styleを「Random」、Rateを「1/16」とします。
値はお好みでOKですが、Styleを「Chord Trigger」とすると上手く演奏されませんので注意して下さい。

さらにオートパンを追加しましょう。

Auto_Pan

こちらはデバイスの後ろに配置し、Amount「100%」、Shape「100%」
Rateは音符マークをクリックした上で「1/16」とします。
スライス単位で左右に目一杯動く設定です。

これで再生すれば、スライスされたボイスサンプルがトリッキーに奏でられます。

マクロの設定

プレイ中に設定をダイナミックに動かしたい場合は、マクロを設定します。

Grouping
まずアルペジエーターからオートパンまでを選択し、右クリックでグループ化します。

Macro

インストゥルメントラックが出来ますので、マクロを表示させ、
好きな項目をツマミにアサインしていきましょう。
今回は、アルペジエーターの「Gate」「Synced Rate」「Style」を入れてみました。

後は再生しながら、楽曲に合わせてツマミを動かしてみて下さい。
オートメーション書き込みや、パフォーマンス時に活躍すること間違いなしです。

ぜひお試しください。

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