目次を見る

Native Instruments 「KOMPLETE KONTROL」使い方 7_ オートメーションとMIDIモード

パラメーターを自由自在に操る

Komplete_Kontrol_S_Series

Komplete Kontrolの解説も最終回となります。

ここではパラメーターを自由自在に操る「オートメーション」
そして、MIDI機器として使用する「MIDIモード」を解説していきます。

特に「オートメーション」は今まで解説を行ってきました、
あらゆるパラメーターに対して指示を書き込むことができます。
これにより楽曲の途中で様々な音色変化、ニュアンス調整が可能です。

それでは解説に入っていきます。

Komplete Kontrol_動画アクセス

  1. 1製品概要
  2. 2ブラウズ機能
  3. 3ライトガイドとクリアビューディスプレイ
  4. 4スケール機能
  5. 5コード機能
  6. 6アルペジオ機能
  7. 7オートメーションとMIDIモード
  8. 8KompleteKontrol 1.1 新機能
  9. 9KOMPLETE KONTROL Ver1.5 新機能の解説
  10. 10KOMPLETE KONTROL Ver1.6.2 新機能の解説
  11. 11KOMPLETE KONTROL Ver.1.9.3 「DAWのコントロール」で快適な制作環境を構築する
  12. 12Komplete Kontrol Ver.1.9.3「ホストインテグレーション機能」CUBASE編
  13. 13KOMPLETE KONTROL Ver 2.0 の新機能 NKS FX
  14. 14Maschine / KompleteKontrol お気に入り機能

「KOMPLETE KONTROL」をご購入すると、
10製品が無料でバンドルされる「KOMPLETE SELECT」が追加されます。

オートメーションをDAWに記録する

オートメーションの記録は非常にシンプルです。

オートメーション

DAW上でオートメーションを書き込み可能にし、
後は再生させ、任意のツマミを動かすだけです。

オートメーション後

このようにツマミの動きを記録することができます。

もちろん「コード機能」「アルペジオ機能」などの有効/無効や
音符、キーなども変更することができます。

DAW別のオートメーション

ピッチベンドとモジュレーションホイール

ピッチベンドとモジュレーション-1

多くのMIDIキーボードに搭載されている
「ピッチベンド/モジュレーションホイール」も非常に面白く作られています。

EDIT

この部分よりその動きを調整することができます。

ピッチベンド

まずは「ピッチベンド」の動きです。
このスライダーによって、元々の音程に戻るまでの時間を指定できます。
右にいくほど、戻るスピードが早くなります。

モジュレーション

次に「モジュレーションホイール」です。

  • Mode : 通常のホイールもしくは「Ball」から選択します
  • Display : 現状の値を示唆します。
    「Bar」はボリュームフェーダーのような形。「Dot」は点で値を表現します
  • Friction : ホイールの動きの減衰時間を指定します。
    スライダーを左に振り切ると減速せず動き続けます
  • Gravity : 指を置いた際のホイール反応速度を指定します
  • Walls : ボール(値)の跳ね返りを往復させるか?一方通行にするか?
    これを指定することができます。

MIDIモードとして使用する

Komplete Kontrolを「MIDI機器」として使用することができます。
これにより「DAW」のパラメーターをコントロールすることも可能です。

✳︎この場合、DAW上の「Komplete Kontrolソフトウェア」をコントロールすることができなくなります

MIDIモード

「MIDIモード」への切り替えは「Shift」+ 「Instance」 です。

これで「ライトガイド」のツマミがCCコントローラーとなります。

Controller Editor

「Controller Editor」よりこのCCを変更することができます。

ソフトの場所は以下となります。

  • Mac : 「アプリケーション」→「」フォルダの中
  • Windows : 「Cディスク」→「ProgramFiles」→「」フォルダの中

CC変更

Komplete Kontrolが選ばれていることを確認し、
ツマミ部分をダブルクリックします。

後は割り当てたいCCの番号を入力することで、
そのCCが割り当てられます。