広告

Sleepfreaks
音程処理 音楽理論 音楽機材・ソフト紹介 音圧・音量 音像処理 空間処理 波形処理 歪み・サチュレーター 機材設定 機材 書き出し・読み込み・変換 打ち込みテクニック 打ち込み 基本編集 周波数 便利操作・作業効率化 作詞のメソッド 作業環境 低音処理 レコーディング リミッター・マキシマイザー リバーブ リハーモナイズ リズム楽器 リズム処理 リズム モニタリング ミックスが上手くなるTIPS ミキサー・ミキシング マルチ音源 マスタリング ポップス ボーカロイド ボーカル ボリューム処理(コンプレッサー) ベース ベル ヘッドホン ブレイクビーツ ブラス ファイル管理 ピアノ・Key ビンテージ ヒット曲の分析 パッド バージョン新機能解説 バンドサウンドを創るには バッキング ハード機器 ハードウェア操作 ドラム・打楽器 ドラム ドラゴンクエスト トリガー トランジェント ディレイ ディエッサー テンポ処理 テストタグネーム ソフトシンセ ストリングス ステレオイメージャー シンセレシピ シンセサイザー サンプリング サンプラー サウンド入出力 サウンド入出 コンプレッサー ゲーム音楽 ゲート グリッチ ギター ギタリストのためのAbleton Live キック カットアップ オートメーション オーディオ操作 オーディオ処理 オーディオインターフェイス エフェクト処理 エフェクト インストール/製品登録 イコライザー アナライザー いきものがかり Zynaptiq YouTube生配信 XLN Audio
トップページ > Sibeliusの使い方 初級編 > 13. リピートや反復記号の入力
目次を見る
Sleepfreaks監修のDTM向けPC

リピートや反復記号の入力 Sibeliusの使い方

【PR】

前回は小節の追加や挿入、そして削除の方法を紹介しました。
今回は、リピート・反復記号の入力方法を解説していきます。

リピートや反復記号の入力

反復を示すものには、小節線の図形で表すタイプ(リピート記号)と、シンボルマークや文字で表すタイプがありますが、それぞれについて確認していきましょう。

リピート記号をつける

スクリーンショット_2017-05-19_1_16_40

リピートマークをつけたい小節線をクリックして選択しておき、
リボン「記譜」タブ→「共通」から「小節線」を選択し、その中の「リピート開始」を選択します。

スクリーンショット_2017-05-19_1_25_27

選択した小節線が、リピートの開始に変更されます。
同じように、終了のリピートマークも選択します。

リピートや反復記号の入力

リピートマークとセットで用いられるものに「1番括弧」や「2番括弧」があります。
ここでは、まず1番括弧で括りたい2小節分を選択します。

スクリーンショット_2017-05-19_1_36_26

リボン「記譜」タブ→「ライン」から「共通」を選択し、「1番目の終止」を選択します。

リピートや反復記号の入力

このように2小節分の1番括弧できました。
同様の操作で2番括弧も作成することができます。

D.S.(ダル・セーニョ)をつける

スクリーンショット_2017-05-19_1_49_32

飛び越し先(戻り先)の小節に、セーニョ記号をつけます。
リボン「テキスト」タブ→「スタイル」から「リピート」を選択します。

スクリーンショット_2017-05-19_1_53_51

記号のつけたい位置でクリックすると、文字入力用のカーソルが点滅します。

スクリーンショット_2017-05-19_1_55_11

カーソルが表示されている状態で右クリック(Macでは「Ctrl.」+クリックでも)するとリストが表示されますので、その中からセーニョ・マークを選択します。

スクリーンショット_2017-05-19_1_56_25

セーニョ・マークが作成されました。

リピートや反復記号の入力

ただし、このままでは記号のサイズが小さすぎたり、表示位置がズレているかもしれません。
セーニョ・マークが選択されている状態でリボン「テキスト」タブ→「フォーマット」から「サイズ」を変更したりドラッグして移動・位置の調整をするとよいでしょう。

スクリーンショット_2017-05-19_2_13_38

次に、飛び越す小節に、ダル・セーニョの文字「D.S.」を入力しますが、「D.S.」の小節は、必ず小節線をダブルバーにしておくことを忘れずに。

スクリーンショット_2017-05-19_2_16_56

そのまま、先ほどのセーニョ記号と同じように、リボン「テキスト」タブ→「スタイル」から「リピート」を選択して入力カーソルが表示されたら、右クリック(Macでは「Ctrl.」+クリックでも)でリストを表示させ「D.S. al Coda」を選びます。

スクリーンショット_2017-05-19_2_30_53

これでリピート再生ができる「D.S. al Coda」が作成できましたが、楽譜の表記として、日本国内では「D.S.」だけを五線の下、しかもイタリックで表記することが一般的です。
もうひとつの記譜用のテキストを付け直してみましょう。

先の記号は、右クリック(Macでは「Ctrl.」+クリックでも)でメニューを表示→「表示/非表示」を選択することで一旦、非表示にしておきます。

p25750

リボン「テキスト」タブ→「スタイル」から「単純大譜表テキスト」を選択して記号のつけたい位置でクリックすると、文字入力用のカーソルが点滅します。
そのまま「D.S.」と文字をタイプします。

p25750

文字をタイプしたらリボン「テキスト」タブ→「フォーマット」から「スタイル」を「ボールド・イタリック」に変更し、そこから「サイズ」や表示位置を調整して完成です。

記号の位置がうまくいかないときは、右クリック(Macでは「Ctrl.」+クリックでも)から
「マグネティックレイアウト」→「オフ」を選択することで、自由に配置できるようになります。

最初に選択した「D.S. al Coda」はグレーアウトして、非表示になっていることを確認しておきましょう。

コーダの入力

コーダ記号もダル・セーニョと同様です。

スクリーンショット_2017-05-19_2_53_42

まず、飛び越す小節に「to Coda」の記号を入力します。
リボン「テキスト」タブ→「スタイル」から「リピート」を選択して入力カーソルが表示されたら、右クリック(Macでは「Ctrl.」+クリックでも)でリストを表示させ「To Coda」を選びます。

ただし「D.S.」と同じように、国内で見られるものは「to(コーダマーク)」という文字と記号の組み合わせが多いため一旦toと文字をタイプしてから、続けてリストのコーダマークを選択したものを、別に付け直します。

リピートや反復記号の入力

付け直した「to(コーダマーク)」ですが、リボン「テキスト」タブ→「フォーマット」から「サイズ」などを変更、位置も調整しておきます。
先の「To Coda」は「非表示」にしておきましょう。

リピートや反復記号の入力

次に飛び越し先の小節に、コーダ・マークをつけます。
同じように、リボン「テキスト」タブ→「スタイル」から「リピート」を選択して入力カーソルが表示された後、右クリック(Macでは「Ctrl.」+クリックでも)でリストを表示させて「コーダ・マーク」を選択します。

最大のポイントは、このマークだけでは、再生上「コーダ」として認識されません。
コーダ・マークを入力したあとに、テキストでそのまま「Coda」と文字をタイプすることで、再生も飛び越すことができます。

ここでも記号のサイズや位置を調整して完成です。
次回は、プレイバック再生の方法について確認していきましょう。