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14. プレイバック再生する

Sibeliusの使い方 初級編 公開 2017.06.03 更新 2026.07.17
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Sibeliusでの楽譜作成における最大のメリットは、入力した楽譜をプレイバック再生して演奏をシミュレーションできることです。スペースキーの押下で簡単に再生・停止でき、キーボードショートカットで再生位置を自由に移動できます。テンポ管理はメトロノーム記号をスコアに記入する方法とトランスポートウィンドウのスライダーで調整する方法の2つがあり、さらにミキサーを表示させることで各楽器のボリュームやエフェクトを細かく調整しながら再生音を最適化できます。これにより、作曲から仮ミックスまでの一連の作業をSibelius内で効率的に進められます。

無題

前回はリピート、反復記号の入力方法を確認しました。

Sibeliusで楽譜を作成する大きなメリットは、楽譜で入力したものを再生して、演奏をシミュレーションできることです。
今回は、そのプレイバック(再生)する方法についてみていきましょう。

プレイバック再生する

無題

キーボードの「スペースキー」を押すことで、再生が開始されます。
再生中は、ウィンドウ内で楽譜がズームされ、再生ラインが楽譜上を移動して再生位置を示します。

ちなみに、リボン「再生」タブ→「トランスポート」から「再生」することができます。

無題

再生を停止するには、同じく「スペースキー」を押します。
再生ラインが停止位置でストップし、楽譜がズームアウトします。

無題

スタート位置を変更するには、キーボードショートカット
「 [ 」巻き戻し「 ] 」早送りを使用するか、リボン「再生」タブ→「トランスポート」の巻き戻し、早送りを使用します。

無題_と_デスクトップ_—_ローカル

再生カーソルを先頭に戻すには、キーボードショートカット

  • Mac:「Command」+「/」
  • Win:「Ctrl」+「/」

をタイプします。
または、リボン「再生」タブ→「トランスポート」からも可能です。

無題

特定の位置から再生したい時は、希望箇所の音符をクリックし選択した後、キーボードショートカット「P」を押します。
再生位置を解除する場合は「Esc」キーを押します。

テンポをコントロールする

再生時のテンポを変更するには、下記2パターンが考えられます。

  • テンポに関する記号やメトロノーム記号をスコアに作成する
  • トランスポートウィンドウのテンポスライダーを使用する

スクリーンショット_2017-05-26_3_51_47

まずは「メトロノーム記号」をスコアに作成してみましょう。
リボン「テキスト」タブ→「スタイル」→「メトロノーム記号」を選択します。

スクリーンショット_2017-05-26_3_59_51

記号のつけたい位置でクリックすると、文字入力用のカーソルが点滅します。

スクリーンショット_2017-05-26_3_55_35

カーソルが表示されている状態で、右クリック(Macでは「Ctrl.」+クリックでも)するとリストが表示されますので、「4分音符」などを選択します。

無題

4分音符の記号が入力されたら、さらに引き続き、「=120」と文字をタイプすると、メトロノーム記号が作成できます。
入力後は「esc」キーを押して完成です。

無題

プレイバックすると、テンポが「4分音符=120」で再生されます。

無題

または、テンポスライダーでテンポを調整するには、まず「トランスポートウィンドウ」を表示させます。
リボン「表示」タブ→「パネル」→「トランスポート」にチェックを入れます。

トランスポート

トランスポートウィンドウが表示されます。
右下のスライダーを左右に移動すると、メトロノームのテンポの数字が変更されます。

トランスポート_と_無題

このようにトランスポートウィンドウでテンポを変更した場合、スコアにテンポが記録されるわけではありません。

スコアに表示されている「メトロノーム記号」より、トランスポートウィンドウのテンポが一時的に優先され再生されます。
一時的にテンポの変更を試してみて、必要ならば、あたらめてメトロノーム記号を変更しておくとよいでしょう。

なお、トランスポートウィンドウにも、再生、停止、巻き戻し、早送りなどのボタンがまとまっていますので、ここから操作することも可能です。

  • threebodytech 記事中

ミキサーを表示させる

トランスポート_と_無題_と_Sibeliusの使い方初級_侘美_—_Evernote_と_受信(18件のメッセージ、未開封1件)

応用編ですが、他のDAWと同じように「ミキサー」を表示させることができます。
キーボードショートカット「M」をタイプします。

あるいは、リボン「再生」タブ→「ミキサー」を選択することでも表示できます。

無題

初めは各楽器のボリュームを調整する「フェーダー」だけが表示されていますが、左端の上部の「サイズ変更ボタン」をクリックするたびに、ミキサーの表示項目が増えていきます。

最大3回クリックすると「Reverb」や「Chorus」を含む、最多項目が表示できます。
ある程度ミキサーの知識が必要ですが、ここで再生音を調整することも可能です。

次回は、歌詞の入力方法について確認していきましょう。

よくある質問

Q1. Sibeliusで楽譜を再生させるには、どのような操作をしますか?

キーボードの「スペースキー」を押すことで再生が開始されます。再度スペースキーを押すと停止します。また、リボン「再生」タブの「トランスポート」からも操作可能です。

Q2. 再生するテンポを変更するにはどうしたらいいですか?

2つの方法があります。スコアにメトロノーム記号(例:♩=120)を作成する方法と、トランスポートウィンドウのテンポスライダーで一時的に調整する方法です。スライダーでの変更はスコアに記録されません。

Q3. 特定の位置から再生を開始することはできますか?

はい。希望する箇所の音符をクリックして選択した後、キーボードショートカット「P」を押すと、その位置から再生が開始されます。「Esc」キーで再生位置の指定を解除できます。

Q4. ミキサーを表示させるには?

キーボードショートカット「M」をタイプするか、リボン「再生」タブから「ミキサー」を選択します。左端上部のサイズ変更ボタンを最大3回クリックすると、ReverbやChorusを含む全機能が表示されます。

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