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12. 小節の追加・挿入と削除の方法

Sibeliusの使い方 初級編 公開 2017.05.12 更新 2026.07.17
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Sibeliusでの楽曲制作において、小節の操作は欠かせない機能です。本記事では、小節の追加・挿入・削除の三つの方法を詳しく解説しています。最後に小節を追加する場合はCommand/Ctrl+B、複数小節を一度に追加する場合はOpt/Alt+B、既存小節の間に挿入する場合はCommand/Ctrl+Shift+Bのショートカットを使用します。削除時には選択色(水色と紫色)により、小節内の音符のみを削除するか小節ごと削除するかを使い分けられます。これらの操作をマスターすることで、効率的で柔軟な楽譜編集が可能になります。

前回は変則的な臨時記号や連桁の取り扱いを紹介しました。
今回は、小節の追加や挿入、そして削除の方法をみていきましょう。

小節の追加

無題

Sibeliusは最後の小節まで音符を入力したとき、そのまま続けて音符を入力すると自動的に小節が追加されます。
もちろんこのまま作業してもよいのですが、あらかじめ「空(全休符)の小節」を用意しておきたいことも多いでしょう。

無題

最後に小節を追加するには、ショートカット

  • Mac:「Command」+「B」
  • Win:「Ctrl」+「B」

をタイプします。

無題

最後に1小節が追加されましたが、結果的にレイアウトが自動的に改段されたことに着目です。

ちなみに、複数の小節をまとめて追加するには、ショートカット

  • Mac:「Opt」+「B」
  • Win:「Alt」+「B」

をタイプします。

スクリーンショット_2017-05-12_0_32_39

小節追加のダイアログが出ますので、ここでは例えば5小節追加と指定して「OK」をクリックします。

無題

さらに最後に5小節が追加されましたが、やはり自動的にレイアウトが変更されます。
2段目の冒頭にあった4小節目と5小節目が上の段に繰り上がったところに注意してください。

小節の挿入

すでに、音符が入力されている小節と小節の間に、あたらしく空の小節を挿入する方法をみてみましょう。
ここでは、2小節目と3小節目の間に1小節を挿入してみます。

無題_と_Sibeliusの使い方初級_侘美_—_Evernote

まず2小節目を選択します。ピアノの大譜表やスコアのように複数の段がある楽譜では、何れかの段だけの選択で大丈夫です。
選択された状態で、ショートカット

  • Mac:「Command」+「Shift」+「B」
  • Win:「Ctrl」+「Shift」+「B」

をタイプします。

無題_と_Sibeliusの使い方初級_侘美_—_Evernote

選択された小節の直後に1小節が挿入されました。

スクリーンショット_2017-05-12_0_51_33

ちなみに、小節の追加や挿入は、
リボン「ホーム」タブ→「小節」から、それぞれのコマンドを選択することでも操作できます。

  • threebodytech 記事中

小節の削除

余っている「空の小節」を削除してみましょう。

無題

例えば2段目の「空の小節」すべてを削除するには2段目の最初の小節(7小節目)を

  • Mac:「Command」+クリック
  • Win:「Ctrl」+クリック

してから、「Shift」キーを押したまま、2段目最後の小節(14小節目)をクリックします。

その範囲の含まれる小節すべてが「紫色」で選択されます。
大譜表どちらの段の小節をクリックしても、大譜表の上下2段分が選択されます。

無題_と_Avid_Japan_Audio_Blog__Sibeliusで歌もの楽曲の楽譜作成にチャレンジ_3「画面のスクロール操作、旗の向きの調整、小節の追加・削除」

「紫色」の選択された状態で「delete」キー(Winは「delete」キーでも「Backspace」キーでも同じ)をタイプすると、選択された小節が削除されます。
その結果、終止線(End Bar)が、削除後の最後の小節に移動されていることに着目です。

この選択の方法を活用すると「小節内の音符を削除」と「音符が入力された小節ごと削除」が使い分けられます。

無題_と_Sibeliusの使い方初級_侘美_—_Evernote

通常のクリックで選択した場合は「水色」で選択されます。

無題_と_Sibeliusの使い方初級_侘美_—_Evernote

この状態で「delete」キー(もしくは「Backspace」キー)をタイプすると、小節内の音符だけが削除されます。

無題_と_Sibeliusの使い方初級_侘美_—_Evernote

  • Mac:「Command」+クリック
  • Win:「Ctrl」+クリック

で選択した場合は「紫色」で選択されます

無題

この状態「delete」キー(もしくは「Backspace」キー)をタイプすると、小節ごと削除されます。

無題

ちなみに、小節の追加や挿入は、リボン「ホーム」タブ→「小節」から「小節の削除」コマンドを選択することでも操作できます。

次回は、リピートや反復記号の入力についてお伝えします。

よくある質問

Q1. Sibeliusで1小節を素早く追加するにはどうすればいいですか?

最後の小節の後に1小節を追加する場合、Mac環境ではCommand+B、Windows環境ではCtrl+Bを押します。自動的にレイアウトも調整されるため、追加後の小節配置を心配する必要はありません。

Q2. 複数の小節を一度に追加することはできますか?

はい、可能です。Mac環境ではOpt+B、Windows環境ではAlt+Bを押すと、追加小節数を指定するダイアログが表示されます。そこで希望の小節数を入力して「OK」をクリックすれば、複数小節が一度に追加されます。

Q3. 既存の小節と小節の間に新しい小節を挿入する方法は?

挿入先の前の小節を選択し、Mac環境ではCommand+Shift+B、Windows環境ではCtrl+Shift+Bを押します。選択小節の直後に1小節が挿入されます。リボンメニューの「ホーム」タブ「小節」からでも操作可能です。

Q4. 選択色が水色と紫色で異なるのは何ですか?

通常クリックの水色選択は小節内の音符のみを削除し、小節自体は残ります。Command/Ctrl+クリックの紫色選択は小節そのものを削除します。目的に応じて選択方法を使い分けることで、誤削除を防げます。

Q5. 削除後、終止線の位置は自動的に調整されますか?

はい、小節を削除すると終止線(End Bar)は自動的に削除後の最後の小節に移動します。手動で終止線を修正する必要はありません。