EDMの作り方 キックの強化
Kickに磨きをかけて、ビートを強化する
EDMの要となるのが何と言ってもビートです。
 その中でも低音を担当する「キック」は絶大な影響力があり、
 楽曲のクオリティが大きく変わってきます。
ここでは「キックの強化」をテーマに、有効なテクニックを解説していきます。
サウンド作成
※今回の解説は「LIVE」を使用していますが、他DAWでも同様の考え方となります
キックを複製し役割分担をする
キックを複製し、それぞれに役割を与えます。
 動画では同じキックを使用していますが、異なるキックを組み合わせても問題ありません。
一つは「低音担当」として「EQ/Filter」で高音をカットします。
もう一方は「アタックや抜け」を強調するために、低音をカットします。
勿論、2つ同時に打ち込みます。
それぞれの音量バランスをとるだけでも、音色変化を行えます。
2つの素材に同時にエフェクトを適用
2つの素材をまとめて、同じエフェクトを適用します。
 これにより、統一感を出す事ができます。上記は「EQ」の例です。
「コンプレッサー」で音量と質感を整えます。
「サチュレーター」でサウンドをわずかに歪せることで、
 音が太く、強すぎるアタック感を和らげることができます。
それぞれのプラグイン解説は以下URLよりご参照ください。
 https://sleepfreaks-dtm.com/wordpress/category/dtm-mix-technique/
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記事の担当 水谷 幸正/Yukimasa Miztani

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