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5_イメージした音を声に出す 2

声に出してみる 2

前回の「正確な音程でメロディーを歌えるように」の続きです。

歌をうたう

音符を見て音の高さをイメージしてみましょう

前項目でもお伝えしましたが、音符を見て確認しながら歌うのも一つです。
楽譜は音の高さが、そのまま目で見てわかるのでイメージしやすいです。
楽譜にも少しずつ慣れていきましょう。

瀧廉太郎 「花」

楽譜1

自分の出した音・声を聞く、録音してみましょう

音程が合っているか確認する一番の方法は、録音して聞いてみる事です。
キーボードを弾きながら歌ったものを録音して、音程の確認をしてみましょう。
どこがずれているか、自分の苦手なパターンやフレーズを見つけるのに役立ちます。

歌ってみて、調(キー)を変えて歌ってみましょう

別の調(キー)で歌う事で、それぞれの調(キー)の特徴や高さを覚えます。

童謡 「ふるさと」

変ロ長調(Bメジャー)
楽譜2

ヘ長調(Fメジャー)
楽譜3

声をまっすぐ出しましょう

まずは、ビブラートをかけずに、揺らさないでまっすぐ声を出します。
ビブラートをかけた方が上手く聞こえる気がしますが、声をしっかりとまっすぐ出す事、
それが出来てからビブラートをかけた方が音程が安定します。

伴奏で鳴ってる音を頼りにしてメロディーを歌ってみましょう

自分の声だけでなく、他の楽器や他の人の声にも耳をかたむけると、
他の音がメロディーラインのヒントになる事もあります。

童謡 「ふるさと」

正確な音程で歌う事も重要ですが、
一番大切なのは、ご自身が楽しみながら歌う事だと思います。

次回は、和音の聞きとり方についてです。