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パンチイン/アウト Cubasisの使い方 iOS

特定箇所のみテイクを差し替えるレコーディングテクニック

前項はオーディオレコーディングの基本を行いました。
生楽器の演奏ということで、MIDIレコーディングとは異なる緊張感があったと思います。

オーディオレコーディングでは、
テイクの一部分のプレイが気に入らないということが多々起こります。

そのような場合に便利な機能が
テイクの一部分をレコーディングし直す「パンチイン/アウト」です。

Punch In/Out(パンチイン/アウト)の解説


パンチイン/アウトの方法

前項の手順でトラックをレコーディング可能な状態に設定します。

Play

レコーディングするトラックのRecアイコンを点灯させ、通常の再生を行います。

Rec

レコーディングしたい箇所でRecアイコンを点灯させます。
その部分からレコーディングが開始されます。

Rec-Stop

レコーディングポイントが過ぎた後、
再度レコーディングアイコンをタップし消灯させます。
その段階でレコーディングが終了します。

Edit

レコーディング後はイベントを伸縮させ、使用する範囲を設定します。

オートパンチイン/アウトの方法

上記で手動でのパンチイン/アウト方法を解説しましたが、
演奏とCubasis操作の両方を行わなくてはいけないため少し大変です。

これを自動化する方法があります。

Auto-In_Out

「REC MODE」をタップし、「IN」と「OUT」を点灯させます。

Auto-Rec

ループ範囲でパンチイン/アウトの箇所を指定し、レコーディングを開始します。

Auto-後

指定した部分に到達すると、
自動でレコーディングが始まり、範囲を抜けるとレコーディングが自動終了します。