VariAudioを使用しピッチ修正 Cubase 使い方
CubaseのVariAudio機能を使用したピッチ修正について、基本操作から応用技法までを解説します。プロの現場ではボーカルトラックのピッチ修正は楽曲品質を高めるための標準的な処理であり、決して欠陥を隠すものではありません。VariAudioではグラフィカルインターフェースでノートをドラッグするだけで簡単にピッチを調整でき、ピッチクオンタイズで細かい修正、ピッチ平坦化で揺れ除去が可能です。さらにセグメント機能でノートを分割し、より精密な編集ができます。キーボードショートカットとオプションキーの活用で作業効率を大幅に向上させることができます。
ピッチ修正は悪いことではない!!Cubase「VariAudio」
プロの現場ではほとんどのボーカルトラックへ「ピッチ修正」を施します。
これは決して下手だからというマイナス視点ではありません
楽曲をさらによく聴かせるためのお化粧のようなものです。

Cubaseには強力なピッチ修正機能「VariAuido」が備わっています。
VariAudio-1_ピッチ修正
YouTube動画への質問と回答の抜粋
これを使えばヴォーカロイドを簡単に、かつかなり細かいニュアンスまで歌わせることができるのでは?
当機能は元素材を修正するという部分に特化していますので、表情をつけるという点においては、ボーカロイド上のパラメーターで調整する方が良い結果となります。
VariAudioのMIDI化で鼻歌を使用して作曲したいのですが、けっこいい検出度ですね
当動画を公開したは約5年前ですので、現在のCubaseバージョンはこの頃に比べて検出感度も優秀になっていると感じています。
VariAudio-2-MIDIステップ入力、MIDIを抽出
音を読み込む

修正を行いたいオーディオイベントを選択し、ダブルクリックします。
写真のような「サンプルエディタ」ウィンドウが表示されます。

↑ 「VariAudio」タブの中から赤囲み「ピッチ&ワープ」をクリックします。

↑ 上記操作で自動解析が始まり、解析後はピッチがグラフィカルに表示されます。
ピッチ修正を行う
使い方は非常に簡単です。

↑ ノートをクリックし上下にドラックするだけです。
左の鍵盤が音程を示唆しており、上でピッチ上昇。下でピッチ下降になります
※複数のノートを選択することで、まとめて音程を変更する事もできます。

↑ 赤囲みのパラメータを変更する事で、さらに細かい修正が可能です。
- 「ピッチクオンタイズ」
上記ドラッグではピッチを半音単位でしか変更することができません。
このピッチクオンタイズを使用することで、さらに細かい値でピッチを修正することができます。
メータが右へ近づくほど音程も正確になります。 - 「ピッチを平坦化」
ノート内の音程は常に一定ではありません。
このパラメータを使う事で、音程の揺れを無くします。
値を右に近づけるほど、揺れが無くなり、ケロケロボイス効果を再現することができます。
※共に選択しているノートのみに適用されます。

↑ 上記2つの値をMAXにすると、
このように、正確な音程+揺れが無くなります。
音程分割
1つのノートを分割し、さらに細かい修正やフレーズを作成することができます。

↑ 赤囲み「セグメント」をクリックし、
カーソルを分割したいノートの下部分へ持っていくことで「ハサミアイコン」へ変わります。
クリックでノートが分割されます。
便利テクニック
- Option(Alt) を押しながら範囲選択を行うと、
選択部分のみが画面に収まるように表示される
また何もないところをOption(Alt) クリックすることでズームアウトすることができます。 - 横矢印キーでノートの選択を移動することができ、
上下矢印キーでピッチを変更することができます。 - shiftキーを押しながらノートを上下することで、
半音単位にとらわれず、微調整することができます。
よくある質問
Q1. VariAudioでピッチ修正を行う際、最初にすべきことは何ですか?
修正したいオーディオイベントを選択してダブルクリックし、サンプルエディタウィンドウを開きます。次にVariAudioタブから「ピッチ&ワープ」をクリックすると自動解析が始まり、ピッチがグラフィカルに表示されます。
Q2. ピッチクオンタイズとピッチ平坦化の違いは何ですか?
ピッチクオンタイズは半音単位を超えた細かいピッチ修正を可能にし、値を右に寄せるほど音程が正確になります。ピッチ平坦化はノート内の音程の揺れを除去し、ケロケロボイス効果も再現できます。
Q3. 複数のノートをまとめて修正することはできますか?
はい可能です。複数のノートを選択することで、ピッチクオンタイズやピッチ平坦化をまとめて適用できます。また横矢印キーで選択を移動し、上下矢印キーでピッチを変更する効率的な操作方法もあります。
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