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35_グルーブクオンタイズを使用する_CUBASE

Cubaseの使い方 上級者編 公開 2011.03.19 更新 2026.07.17
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Cubaseのグルーブクオンタイズ機能は、お気に入りの楽曲やサンプルから「タイミング」「ベロシティ」「音の長さ」といったノリの要素を抽出し、自分の打ち込みMIDIデータに適用できる強力な機能です。サンプルエディタでオーディオファイルを分析してグルーブテンプレートを作成し、クオンタイズパネルで適用パラメータを調整することで、フレーズは同じでも実際の楽曲のようなノリや質感を簡単に再現できます。ドラムだけでなくあらゆる楽器に対応し、自分好みのグルーブをストックすることで制作効率が大幅に向上します。

ノリを抽出し、楽曲へ取り入れる!!
Cubase「グルーブクオンタイズ」

カッコ良いと思う楽曲のリズムパターンを実際に打ち込んでみたことはありますか?

フレーズは全く一緒なのに思った感じに仕上がらなかったと思います。

この原因は「音色」「タイミング」「強弱」「長さ」が
実際の楽曲と異なるためです。

この「グルーブクオンタイズ」機能を使用する事で、
お気に入りのパターンから「音色」以外の要素を抽出して
楽曲中で使用することができます。

解説動画



      

  • Cubase7.5以上
  • Cubase7以下

グルーブを抽出する

↑ サンプリングCDからカッコいいパターンを見つけました。

↑ 上記パターンをモデルとし、MIDIで打ち込んだファイルです。
「ベロシティ(ゴーストノート以外)」「タイミング」ともにベタ打ちです。

ちょっときついですね。。
ここで「グルーブクオンタイズ機能」を使用します。

プリセットを作成

基にしたいオーディオ素材を右クリックし、
「高度なクオンタイズ グルーブクオンタイズプリセットを作成」を選択します。

これで準備はバッチリです。

クオンタイズパネル

クオンタイズパネルを開くと、基となるイベント名が表示されています。

  • ポジション : 参考のビートにノリをどの位、似せるのか?を決めます
  • ベロシティ : 強弱をどの位、似せるのか?を決めます
  • 長さ : 長さも合わせることが可能です。今回はドラムですので「0」でいきます。

クオンタイズを適用したいイベントを選択し、右下の「クオンタイズ」を押します。

変更後

このように適用されました。

必ず良い結果になるとは限りませんので、
クオンタイズの適用後は微調整を行い、更にパターンへ磨きをかけてください。

グルーブを抽出する

サンプリングCD

↑ サンプリングCDからカッコいいパターンを見つけました。

MIDIファイル

↑ 上記パターンをモデルとし、MIDIで打ち込んだファイルです。
「ベロシティ(ゴーストノート以外)」「タイミング」ともにベタ打ちです。

ちょっときついですね。。

ここで「グルーブクオンタイズ機能」を使用します。

抽出したいオーディオファイルをダブルクリックします。

サンプルエディタ

↑ サンプルエディタが開きます。

  • 1_ヒットポイントタブをクリックします
  • 2_スレッショルドレベルを調整し、音のアタックを検出させます。
    アタックがしっかりと検出される部分を探します
  • 3_検出対象のサンプルの最小音符を選択します
  • 4_「グルーブを作成」をクリックします

これでこのループのノリが保存されました。

保存したグルーブを使用する

保存した「グルーブテンプレート」を先ほどのMIDIデータへ適用します。
適用したいMIDIデータを選択し、
上メニュ →「編集」→ 「クオンタイズパネル」をクリックします。

クオンタイズパネル

↑

  • 1_グルーブ名を選択します。抽出元のイベント名になっています
  • 2_抽出グルーブを「100%」とした際に、どの位の値を適用先へ反映させるか?を選択します。
    今回はノリを全てコピーしたいため「100%」にします
  • 3_適用ボタンをクリックします

クオンタイズ適用後

↑ MIDIへモデルの値が適用されました。

いい感じです!!

      

  • Cubase7.5以上
  • Cubase7以下

今回はドラムループでの実践でしたが、
これ以外の楽器でも検出可能です。

気に入ったノリを全て検出、保存し、
ストックしておくというのもオススメです。


  • threebodytech 記事中

よくある質問

Q1. グルーブクオンタイズ機能はどのCubaseバージョンで使用できますか?

Cubase7.5以上のバージョンで利用可能です。Cubase7以下ではこの機能に対応していないため、バージョンアップが必要になります。

Q2. グルーブを抽出する際に重要な設定は何ですか?

サンプルエディタのヒットポイントタブで、スレッショルドレベルを調整して音のアタック(立ち上がり)をしっかり検出させることが最も重要です。検出精度がグルーブの質を左右します。

Q3. グルーブクオンタイズを適用した後、満足のいく結果にならない場合はどうすればよいですか?

クオンタイズパネルでポジション・ベロシティの適用率を調整したり、適用後に手動で微調整を行うことをお勧めします。100%ではなく50~80%の適用率から試すのも効果的です。

Q4. ドラム以外の楽器にもグルーブクオンタイズを使用できますか?

はい、あらゆる楽器に対応しています。ベースやピアノなど、どの楽器のサンプルからでもノリを抽出して、別の楽器の打ち込みに適用することが可能です。