「独立ファイルを作成」でオーディオ編集する Cubase 使い方
Cubase オーディオを扱う際に必須の機能
「独立ファイルを作成」
この「独立ファイルを作成」を行うことで、
オーディオファイルを簡単かつ効率的にまとめることができます。
Cubaseユーザーの方には必ず覚えていただきたい機能です。
それでは「独立ファイルを作成」で出来る事を見ていきましょう。
解説動画
イベントの長さを調整する
↑ 声を録音したファイルです。
小節の途中から録音したため、「イベント」の始まりが小節に合っていません
また、レコーディングしたオーディオイベントはこの状態から引き延ばすことができません
これでは小節に合わせて正確に移動、コピーすることができません。
そんな時にこの「独立ファイルを作成」が役立ちます。
↑ 赤囲みの「範囲選択ツール」を選択し、希望の長さを選択します。
ここでは小節の頭に合わせることにします。
↑ 上メニュー →「オーディオ」→「選択範囲から独立イベントを作成」を選択します。
↑ このようなダイアログが表示されるため、「置き換え」を選択します。
↑ 選択範囲に合わせたイベントが作成されました。小節ピッタリに合っていますね。
これで、移動やコピーが圧倒的に楽になります。
※イベントの中身自体は変わらないのでご安心ください。
2つ以上のイベントを結合する
↑ 独立した2つ以上のイベントを繋ぎ合わせることができます。
繋ぎ合わせるのは「ノリツール」でも行う事ができますが、
↑ このように表面上一体化するだけでダブルクリックすると結局バラバラだということがわかります
この場合も上記と同じように繋ぎ合わせたい範囲を選択し
上メニュー →「オーディオ」→「選択範囲から独立イベントを作成」を選択します。
↑ このように完全な一本化を行えます。
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