32bit / 64bit DTM用語集・辞典
現在(2011年1月)は32bitのパソコンが主流だが、メモリを約3GBまでしか認識、使用することができない。
それに対し64bitパソコンは数億GBのメモリを認識することができる。
64bitを使用するには、パソコン本体とOSが64bitに対応していることが条件となる。
メモリを多く消費するDTMでは、既に64bitへの移行が始まっており、
様々なメーカーが64bit対応製品をリリースしている。
なお、32bitのDAWソフト上で64bitの音源を使用したり、その逆、64bit上のDAWで32bitのソフトを互換させることは基本的にできない。
そのため、使用するDAWソフトとその中で使用する音源のbitを必ず確認しておく必要がある。
メモリはどのような働きをするのか?
メモリはDTMの楽曲、音源に限らず、パソコン上のデータを一時的に保管して、すぐに呼び出せる状態にするために使用される。
これにより、パソコンのパフォーマンスが向上し、快適な操作を行うことができる仕組みとなっている。
単位は「GB_ギガバイト」で、この値が増えれば増えるほど、多くのデータをメモリに蓄えておくことができる。
また、パソコンを再起動することで、メモリに蓄えられたデータがリセットされる。(これにより実ファイルが消えることはない)
また、メモリを管理するソフトを使用することで、再起動を行わずともメモリ容量を最適化することができる。
メモリが足りないとどうなるのか?
必要なデータをすぐに呼び出すことが困難となり、パソコンのパフォーマンスが著しく低下する。
また、メモリの空き容量が不足した状態で、更に音源を立ち上げようとすることで、ソフト自体が終了(落ちる)してしまう場合もある。
パソコンを購入する際には、64bitに対応していることと、メモリ容量を最低でも4GB。
予算に余裕があれば16GB 32GBなどしっかりと確保しておく必要がある。
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