目次を見る

楽曲の音圧を上げる「リミッター」

楽曲の音圧を上げについて

楽曲が完成しCDに焼いて聞いてみると、市販のCDより明らかに音量が小さい、、、
そんな経験は誰にでもあると思います。
もちろん、音が大きければ良いってものではないのですが、
「迫力のあるサウンドにしたい」というのは誰もが思っていることではないでしょうか?

音圧解説動画

製品のご購入

動画内(5分35秒)で使用しているお勧めのマキシマイザーです。
非常にナチュラルに最大まで音圧を上げることができます。

音量を上げるだけでは駄目

音量が小さいからといって、DTMソフトで各トラック音量を上げると
今度は音が割れてしまって楽曲が台無しになってしまいます。

そんな時に活躍するのが「リミッター」というプラグインです。

リミッターとは??

設定した音量を超えない様に音を圧縮して、密度を高めるプラグインです。
(今回の場合は「0」ですね)

密度が高まると、 音が大きく、迫力があるように聴こえます。

市販と自分のCDと比べてみよう

市販のCDと自身の作品をDAWソフトへインポートして、波形を比較してみてください。
特に盛り上がって音量が大きくなるサビの部分に注目です。

市販のCDは「かまぼこ」のような波形をしていて音が詰まっているのに対し、
自作のものは音に隙間がギザギザした感じになっていると思います。

この空白が音が小さく聞こえる原因です

リミッターをかけて音密度を上げる

それではリミッターをかけてみましょう!!
DAWソフトの「マスタートラック」に「リミッター」を適用します。

「マスタートラック」は名前の通り、各トラックの音が集約するトラック。
その「マスタートラック」に「リミッター」をかけることで、
各トラック全てに「リミッター」を適用するのと同じ事になります。

音圧の仕組みと上げ方

3分04秒からの解説となります

リミッターの使い方

「リミッター」には「スレッショルド」というツマミがあり、
そこで音の圧縮具合を調整します。

値が「マイナス」になればなるほど音圧が上がる事が確認できると思います。

ただ、あまりやりすぎてしまうと。音が圧縮されすぎて不自然になってしまうため、
耳で確認しながら調整してみてください。

調整が終わったら、いつも通りWAVMP3に書き出し、早速聴いてみましょう。

明らかに音量が上がって迫力が出ていると思います。

たったこれだけの作業で、楽曲を良く聴かせることができます。
是非試してみてください。