直進するレーザーサウンド
本記事は、DTMにおいてレーザーサウンドのような直進的で鋭いリードサウンドを作成するための具体的なシンセサイザー設定方法を解説しています。オシレーターのピッチにLFOを適用して高速な音程変化を実現し、グライド機能により滑らかな音の繋がりを演出するテクニックが中心となります。さらにハードクリッパーで歪みを加えてサウンドに厚みを持たせ、リバーブで空間性を追加することで、印象的なリードサウンドが完成します。初心者から中級者まで実践的に活用できる制作ノウハウです。
音程推移が特徴のリードサウンド
今回のレシピは「直進するレーザーサウンド」です。
音程変化の「グライド」と「トリガーモード」
この2点が大きなポイントとなります。
サウンド作成方法
OSCの設定

片方のOSCを1オクターブ変更します(12半音)
OSCの「Pitch」へ「LFO」を適用します。
この際、変化量は微量にしておきます。
その後に、「LFO」の「Rate」を最大にします。
高速で「Pitch」が変化し、独特の質感を演出することができます。
グライドの設定

「Voicingタブ」より各項目を調整します。
- 1_音に厚みを加えるためユニゾン数を増やします
- 2_MIDIノートが重なった際に必ず最後の発音を優先します。
前の音が消されるため、必ず単音の演奏になります - 3_「Always」では全てのMIDIノートに対してグライドが適用されます

「OSCタブ」の「Time」から音程の変化スピードを調整します。
楽曲に合わせて好みで調整を行います。
エフェクトの適用

「Hardclipper」を使用し、音を歪ませます。
音が太くなるだけではなく、綺麗すぎる質感に味を持たせることができます。
- Dry/Wet : エフェクト効果を設定します
- Drive : サウンドの歪具合を調整します

最後に「Reverb」で空間を演出し、サウンドの完成です。
よくある質問
Q1. グライド機能とは何ですか?
グライド機能は、MIDIノートからノートへ移行する際に音程が段階的に変化する機能です。この記事では「Always」設定により全ノートに適用し、なめらかで直進的な音の繋がりを実現しています。
Q2. LFOをPitchに適用する際の注意点は何ですか?
変化量を微量に設定した上で、LFOのRateを最大にすることが重要です。これにより高速で独特の質感が生まれ、ただのビブラートではない特徴的なレーザーサウンドが完成します。
Q3. ハードクリッパーを使う理由は何ですか?
ハードクリッパーはサウンドを歪ませることで音を太くするだけでなく、綺麗すぎる質感に味わい深さを加えます。Driveパラメータで歪み具合を調整可能です。
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