シンセリフ / バッキングの作り方
シンセサイザーを使ったリフやバッキングは、楽曲にオリジナリティを与える重要なテクニックです。この記事では、アクセント部分の配置方法として4分頭・8分裏・16分裏の活用法、ノート長の調整方法、そして空白部分への彩りの加え方を段階的に解説しています。これらの基本原理を理解することで、楽器演奏経験がない方でも印象的で説得力のあるシンセバッキングを制作できるようになり、楽曲全体の完成度を大幅に向上させることが可能です。
頻繁に使われるシンセアレンジの基本テクニック

ジャンルを問わず楽曲中で活躍するシンセサイザー。
メロディーを奏でるリードやオブリガート、
リズミカルにコードを鳴らすアルペジオ、隙間を埋めるパッドなど、
様々な演奏表現に使用されます。
その中でも、非常に使用頻度が高いアプローチが、
コードを活かした「シンセリフ / バッキング」です。

ここを工夫するとオリジナリティーが加わり、より印象的に楽曲を聴かせることができます。
今回は、このシンセリフ/バッキングを簡単に作成する方法をご紹介します。
楽器が弾けなくても大丈夫なので、楽しみながら納得のいくまで作り込んでみましょう。
解説動画
YouTube動画への質問と回答の抜粋
ギターにも使いますか?
ギターのカッティングに応用可能です。 単音部分がミュート、和音部分は実音を鳴らすと考えると簡単にカッティングフレーズができるはずです。 また、和音部分にスライド、単音部分にハンマリング、プリングオフを混ぜるとよりそれらしくなります。
アクセント部分を打ち込む
リズム楽器を聴きながら、アクセントをつけたい部分に和音でノートを配置していきます。

この配置部分にも印象を左右するコツがあります。
- 4分頭 : 1.2.3.4拍目にノートを入れることでリズムが安定します。
頻繁に使用すると、重たい印象になる場合もあります。
逆に出来たものが重たいと思った場合は、この部分をズラしてみるというのも効果的です。 - 8分裏 : リズムにタメを作ることができます。リフ/バッキング作りの核となることが多いです。
- 16分裏 : リズムに細かなノリを与えることができます。
今っぽい印象になりますが、入れすぎるとゴチャゴチャしてしまいます。
最初のとっかかりとして、
このようなことを意識してみると上手く進めやすいと思います。
ノートの長さを調整する
ノートの長さも非常に重要なポイントです。
様々な長さを試して、ノリを作っていきましょう。

ノートの長さに決まりはありませんが、
特に思いつかない場合は、4分頭→8分裏→16分裏の順にノートを短くしてみると、
良い結果が得られやすいでしょう。
後は、楽曲の印象に合わせて調整していくこととなります。
他ノートを散りばめる
空白の部分にコード構成音やスケールノートを挿入し、彩りを与えます。

上記のノートの場所と長さの法則を組み合わせてみてください。
この例では16分裏を足して細かな動きを演出しつつ、そのノートを少し短くしています。
よくある質問
Q1. シンセリフとバッキングの違いは何ですか?
シンセリフはメロディー的な動きを持つフレーズで楽曲の個性を引き出し、バッキングはコードを鳴らしてリズム楽器を支える役割を担っています。どちらもシンセサイザーで実装でき、組み合わせることで豊かな音楽表現が実現します。
Q2. 楽器が弾けなくてもシンセバッキングは作成できますか?
はい、可能です。DAWのピアノロール上でマウスを使ってノートを配置することで、音楽理論の基礎知識があれば誰でも作成できます。試行錯誤しながら納得いくまで制作することが重要です。
Q3. ノート長の目安はどのように決めるのですか?
特に決まりはありませんが、初心者は4分頭から始めて8分裏、16分裏と段階的に短くする方法が効果的です。その後、楽曲の印象やジャンルに合わせて自由に調整することをお勧めします。
Q4. 16分裏を使うときの注意点は何ですか?
16分裏はリズムに細かなノリと現代的な印象を与えますが、入れすぎると音が混雑してゴチャゴチャした印象になるため、バランスを取りながら慎重に配置することが大切です。
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