広告

音程処理 音楽理論 音楽機材・ソフト紹介 音圧・音量 音像処理 空間処理 波形処理 歪み・サチュレーター 機材設定 機材 書き出し・読み込み・変換 打ち込みテクニック 打ち込み 基本編集 周波数 便利操作・作業効率化 作詞のメソッド 作業環境 低音処理 レコーディング リミッター・マキシマイザー リバーブ リハーモナイズ リズム楽器 リズム処理 リズム モニタリング ミックスが上手くなるTIPS ミキサー・ミキシング マルチ音源 マスタリング ポップス ボーカロイド ボーカル ボリューム処理(コンプレッサー) ベース ベル ヘッドホン ブレイクビーツ ブラス ファイル管理 ピアノ・Key ビンテージ ヒット曲の分析 パッド バージョン新機能解説 バンドサウンドを創るには バッキング ハード機器 ハードウェア操作 ドラム・打楽器 ドラム ドラゴンクエスト トリガー トランジェント ディレイ ディエッサー テンポ処理 テストタグネーム ソフトシンセ ストリングス ステレオイメージャー シンセサイザー サンプリング サンプラー サウンド入出力 サウンド入出 コンプレッサー ゲーム音楽 ゲート グリッチ ギター ギタリストのためのAbleton Live キック カットアップ オートメーション オーディオ操作 オーディオ処理 オーディオインターフェイス エフェクト処理 エフェクト インストール/製品登録 イコライザー アナライザー いきものがかり Zynaptiq YouTube生配信 XLN Audio Xfer Records
トップページ > Protoolsの使い方 上級者編 > 45_ソフトシンセをパラアウトする_PROTOOLS
目次を見る
Sleepfreaks監修のDTM向けPC

ソフトシンセをパラアウトする ProTools の使い方

マルチ音源、ドラム音源に効果的!!

前項「1つのソフトシンセで複数の音色使用する」では、
複数の楽器へMIDIチャンネルを割り当てる方法をご紹介しました。

非常に便利な方法ですが、
複数の楽器が同じソフトシンセを使用していることによる欠点が出てきます。

  • 楽器別の音量、PANのコントロール
  • 楽器別のインサートエフェクト、センドエフェクト
  • 楽器別のソロ、ミュート

などです。

同じソフトシンセを使用して楽器を鳴らしている以上、
仕方がないことに思えます。しかし、これには解決策があります。

それが「パラアウト」という方法です

パラアウトイメージ動画


同じソフトシンセに立ち上げた楽器別はもちろん、
ドラム音源のキック、スネアなど
キット別に「音量」「パン」「インサート」「センド」の設定を行うことができ、
音作りが大きく広がります。

ProTools パラアウト設定方法

ここではオススメドラム音源「Battery」を例に進めます。
※他のソフトシンセでも同じ要領で設定可能です。

ソフトシンセ立ち上げ

「インストゥルメントトラック」へ「ソフトシンセ」を立ち上げます。

Battery インターフェイス

「Battery」のインターフェイスです。

割り当て

「Kick」のセルを右クリックし、サウンドの出力を設定します。

通常は「St1/2」となっているますが、
その出口を異なるチャンネルへ変更可能です。

「キック」→「Stereo3/4」
「スネア」→「Stereo5/6」
「ハット」→「Stereo7/8」 へ割り当てました。

ソフトシンセの側の設定はこれで完了です。

次に上記で割り当てたチャンネルの数だけ「AUXトラック」を作成します。
ここでは3つです。

「AUXトラック」のインプット

作成した「AUXトラック」のインプットをクリックします。
入力メニュー → 「プラグイン」 → 「ソフトシンセ名(Battery)」→「チャンネル」を選択します。

AUXインプット

今回の例では「キックはSt3/4」「スネアはSt5/6」「ハットはSt7/8」になります。

後は通常通り打ち込むだけで、
それぞれのキット音が設定した「AUXトラック」から出力されます。

パラアウト後

1つのソフトシンセを使用しているにも関わらず、
キットごとに「インサート」「センド」「ボリューム」「パン」などを設定できます。

製品のご購入