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オーディオトラックをトランスポーズする ProTools の使い方

音程を変えて楽曲への最適化する

気に入ったオーディオ素材を使用したいが楽曲のキーと合わない。。
オケを用意し、ボーカルレコーディングに臨んだが、キーが合わず変更が必要に。。。

心が折れそうになる瞬間ですね(笑)
オーディオはMIDIと違い、 気軽に変更することができないというデメリットがあります。

それを解消するのがこの「オーディオトランスポーズ機能」です。
この機能を使用する事で上記で挙げた問題を一挙解決することができます。

ProTools トランスポーズ設定方法

まずはオーディオファイルを分析させます。

エラスティク

トラックの赤囲み部分をクリックします。

エラスティックメニュー

表示されるメニューから素材に適した項目を選択します。

  • 「Polyphonic」: 和音の素材。ピアノ、ギターなど。
    ほとんどの場合、このモードを選択することになります
  • 「Rhythmic」: ドラム、打楽器など
  • 「Monophonic」: 単音の素材。ベースなど
  • 「Varispeed」: 速度に合わせて音声が変化する特殊なモード

ここでは「Polyphonic」を選択します。
分析が終了した後

エラスティックプロパティ

トランスポーズを行いたいリージョンを選択し、
上メニュー → 「リージョン」→「エラスティックプロパティ」を選択します。

エラスティック選択

表示されるウィンドウの赤囲みで音程変更を行えます。

+1ごとに半音ずつ上がっていき
-1ごとに半音ずつ下がっていきます

クリップ

またクリップを分割することで、
それぞれのリージョンへ対して音程変化を行えます。

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