ナッジを使用してイベントを移動 Cubase 使い方
素早く正確にイベント移動
「ナッジ」はあらかじめ指定した値でイベントを前後へ移動する機能です。
手動でリージョンを移動するよりも、
素早く正確に移動を行うことができるため、作業効率を上げることができます。
レコーディングしたテイクのタイミングを僅かにズラして最適化する際にも使用されます。
下記の動画もナッジによる微調整を利用しています。
ナッジ_既存楽曲からボーカルを取り出す
Cubase ナッジの設定方法
↑ 赤囲みの「クオンタイズメニュー」から
1回のナッジで移動する幅を決定します。ここでは「4分音符」を選択しました。
ナッジの使用
使用方法は非常に簡単です。
ナッジを行いたいイベントを選択し、
Mac : Command + 左右矢印
Winsows : Control +左右矢印
もちろん移動する範囲は上記で設定した値です。
↑ またこの「ナッジ」はイベントだけではなく、
イベント内の「MIDIノート」にも適用する事ができます。
併せて使用すると非常に便利です。
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オーディオ素材をスライスし素材を抽出
気に入ったドラムパターンからキックを抽出したい。声素材の一部を使い回したい。など、オーディオ素材から新たな効果を作り出したいという場面はかなりあります。ここではそのような便利機能をご紹介していきます。
オーディオデータをMIDIに変換する
オーディオデータを検出し、MIDIへ変更することができる機能です。生ドラムをトリガーするという使い方も可能です。
無音やノイズをカットするストリップサイレンス
このストリップサイレンス機能を使用することで、リージョン内の「無音」「小さなノイズ部分」を一気にカットすることができます。ボーカルの波形編集にも向いている機能です。
情報ラインを使用し作業を効率化する
Cubaseの大きな特徴「情報ライン」より素早くイベント、ノートを編集することができます。その他、多くの編集に対応しているため、把握していると非常に便利です。