アナライザー Analyzer DTM用語集・辞典
楽曲の音域や定位を分析し、グラフで表すプラグイン。
またはイコライザーなどのプラグインに搭載されたサウンド分析機能。
耳では捉えにくいサウンドを視覚的に把握することができる。
このアナライザーの結果を参考に音域を調整し、MIXやマスタリングを行う。
アナライザーでは主に下記の項目を分析可能。
- 周波数
サウンドの周波数を分析し表示する。
単位はイコライザーでも使用される「Hz_ヘルツ」が用いられ、人間の耳は20Hz-20,000Hzまでのサウンドを聴きとることができると言われている。
- 定位
サウンドのパンニングを分析して表示する。
トラックの位置関係や、左右のバランスを確認する際にも重宝する。
また、左右の位相を計測できるモデルも多く、位相のズレなどを確認、修正することで、トラックの分離感なども調整可能となる。
- ボリューム
サウンドの音量を分析して表示する。
音量は瞬間の最大値を記録する「Peak」や平均音圧を算出する「RMS」を表示するのが一般的だが、最近では音域と音量の関係を考慮した「ラウドネスメーター」も表示できるモデルが多い。
WAVES PAZ Analyzerの解説動画
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