楽曲を手軽に世界配信できる「TuneCore Japan」登録・配信方法
誰でも手軽に世界配信を実現できるTuneCore Japan
今回は、国内でトップシェアを誇る音楽配信代行サービス「TuneCore Japan」について、概要と登録の方法について解説します。
Tunecore Japanは誰でも手軽に、Apple MusicやSpotifyなど、世界55以上のストアから配信リリースを行えるサービスです。
年間利用料はシングル1,551円、アルバム5,225円で、楽曲の著作権はもちろんアーティストにキープされ、収益は各配信ストアの手数料を除き100%還元されます。
また後に触れるように、48kHz〜192kHzのハイレゾ配信にも対応しています。
登録も非常に簡単なので、以下で詳細を見ていきましょう。
TuneCore Japan概要と登録・配信方法
TuneCore Japan登録手順
アカウント登録はメールアドレスとパスワードを設定するだけですぐに行えます。
もちろんこの時点では、まだ料金等は発生しません。
アカウント登録が済むと、アーティスト登録画面へと移ります。
アーティスト名や写真、URLのほか、プロフィール、ジャンル、活動エリア、ホームページやSNSなどを設定できます(アーティスト名以外は空欄でも構いません)。
複数のアーティストを登録することも可能です。
アーティスト情報を登録したら、リリースを登録しましょう。
上述の通りシングルが年間1,551円、アルバムが5,225円となっています。
今回はシングルを例にとります。
登録ボタンを押すと、対象となるアーティスト選択へと進みます。
アーティストを選択すると、シングルの情報編集画面へと進みます。
大きく分けて、ジャケット画像、リリース情報、そして実際の楽曲データを入力します。
ジャケット画像には様々な規約がありますので、よく読んで合致するものをアップロードしましょう。
リリース情報では、ジャンルや、レーベル名、JANコード、国内・国外向けの説明文を入力します。
レーベルはなくてもOKですし、JANコードも取得していなければ入力の必要はありません。
そして、楽曲登録ですね。
通常は16bit44.1kHzとなりますが、ここで注目していただきたいのが、その下のハイレゾです。
Tunecoreでは24bit44.1kHz〜192kHzまでのハイレゾフォーマット楽曲の登録が可能で、対応したストアで配信することができます。対応していないストアには、そこに適したフォーマットに変換されますので、二重で登録する必要はありません。
楽曲登録では楽曲についての様々な情報を入力します。必須項目は必ず埋めましょう。
TuneCore Japanは、”?”マークや項目にマウスオーバーすることで、書き方やFAQへのリンクが表示される親切設計です。
楽曲情報を登録したら、楽曲データのアップロードを行います。
さらに、試聴の際の開始位置の指定、歌詞の登録も可能です。
歌詞の登録では、楽曲の時間に合わせて行を同期させる設定も可能となっています。
楽曲登録が完了したら、ストアの選択です。
ここでは、価格設定や、販売開始希望日などを選択します。選択した内容は全てのストアにワンクリックで反映することができます。
もちろん、特定のストアに対して個別設定を行うことも可能です。
ストア選択が完了したら、アカウント情報の最終チェックを行い、決済へ進みます。
クレジットカード等の情報を入力し、注意事項を確認したら、「審査を依頼する」をクリックして準備完了です。
審査のステータスは、マイリリースで確認することができます。完了するまで、しばらく待ちましょう。
審査が完了し配信日を迎えると、このような表示となり、配信が開始されたことを確認できます。
実際にSpotifyやApple Musicで確認すると、配信が開始されているはずです。
シンプルに言って、楽曲とジャケット画像があれば登録は可能です。
これだけのステップで、しかも年1500円程度で、全世界のストアに他のアーティストと肩を並べて配信できるというのは、すごいことですね。
初めてご自身の楽曲がストア内で表示されるのを見た時は、ちょっと感動すると思います。
誰もがアーティストになれるTunecore Japan、プロアマ問わず音楽制作を行われている方は、ぜひ利用してみてください。
楽曲を手軽に世界配信できる「TuneCore Japan」登録・配信方法
年間利用料は発生しますが、楽曲の著作権はもちろんアーティストにキープされ、収益は各配信ストアの手数料を除き100%還元されます。弊社も楽曲【TOMORROW】の配信で活用しました。
詳細:https://t.co/eYRkvLxlYi#DTM @TuneCoreJapan pic.twitter.com/PmV1JqJ4je
— SLEEP FREAKS (@SLEEPFREAKS_DTM) February 20, 2022