「Audiostock Studio」がついに東京都内にオープン!
以前の記事でご紹介した「Audiostock」のサービスを提供する、クレオフーガ社の東京オフィス内に2018年4月26日「Audiostock studio」がオープンしました。
音楽クリエイターの新たな道であるAudiostock。今回は実際のレコーディング現場にお邪魔させていただき、取材してまいりました。
【初回レコーディング会 開催概要】
名称:Audiostock レコーディング Vol.1
日時:2018 年 4 月 26 日(木)12:00-19:00
場所: Audiostock studio
(東京都品川区西五反田 7 丁目 11 番 1 号第五花田ビル 2F) ※五反田駅から徒歩 8 分
機材環境
PCはiMacで、Pro Toolsの最新版がインストールされており、これを使用してレコーディングを行っていきます。
マイクはNeumann U87AiやSENNHISER MD421 MK2(通称”クジラ”)など、定番の機材が一通り揃っています。
機材リスト
レコーディング風景
今回は筝(そう)と尺八のレコーディングを行っていました。
打ち込みだとどうしても限界がありますが、やはり生演奏をレコーディングすると格段に音源のクオリティが上がりますね。
Audiostockの楽曲がテレビ番組やCMなどで使用されることも増え、より高いクオリティーの楽曲が求められるようになったとのことでこのスタジオを開設したそうです。
クリエイターが用意するもの
レコーディング会にクリエイターが用意するものとしては以下の3つです。
- 譜面
- ステムファイル
- 2MIXファイル
今後のスタジオ運用について
Audiostock Studioは登録クリエイターへ向けたサービスとなっており、現在のところは上位の方へ向けた招待制で、演奏者やエンジニアへのギャラはクレオフーガ社が負担してくれるとのこと。
次回以降のレコーディング会では、フルートやクラリネット、トランペットなど様々な楽器の演奏が予定されているそうです。
スタジオを活用して制作された楽曲は、Audiostockにて販売されます。
今後は一定の条件を満たすクリエイターを対象にスタジオの貸し出しを行う予定だそうで、規約も整えていくとのことです。
なかなか個人では本格的な録音環境を揃えることが難しい中で、こういったスタジオがあるのはありがたいですね。
また定期的にセミナーや交流会も実施していくそうなので、様々なクリエイターや楽器奏者との繋がりの輪と活動の場が広がっていきそうです。
最後に、Audiostock studioに招待されるためには、Audiostockで実績を作る必要があるため、まだ登録されていないという方は、この機会に会員登録(無料)してみてはいかがでしょうか。